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3人が喜んでくれたみたいで少し安心した。
でも、3人からプレゼントが貰えるなんて思ってもみなかったし、まさかめいちゃんとプレゼントが被るなんて思ってもみなくてちょっとだけサプライズ失敗って気分…
しょんぼりとする私にマフラーを巻いたなるせがケラケラと笑いながら言う。
「流石同期組！お前ら思考が似てんだなぁ」
「え、やだぁ」
「こら、Aさんヤダとか言ったらめいちゃんが可哀想でしょう？」
そう言うあらきさんも笑いを堪えていた。
めいちゃんはと言うとマフラーと私の顔を交互に見て何故か焦り顔
「めい…？どうしたの？」
「えっ、A！これ！自分の分は！？」
「買ってないよ」
流石に自分でみんなとお揃いのものを買うのは恥ずかしくて買わなかった。
「…良かったぁ」
「…確かに、買わなくて良かった…！」
ホッとした顔をするめいちゃんに言うと不思議そうな顔をして首を傾げる。
「ん？」
「めいちゃんから貰ったマフラーがあるからね、２つあったらどっちを使うか迷っちゃうでしょ？」
「もぉ！Aったらぁ！！」
照れ隠しなのか、ニマニマと笑いを堪え切れていないめいちゃんが私の肩をバシバシと叩く。
「いったぁ！？」
「あ、ごめん…！」
「Aさん、ありがとうございます。大切に使いますね」
「コイツらとお揃いは恥ずいけど、色違いだし一緒に出歩かなきゃ分かんないか！…ありがと、大切にする」
「A、ありがとぉ〜！」
急に改まった雰囲気で3人がお礼を述べるからびっくりして固まってしまう。
その固まったままの私の顔ををめいちゃんが覗き込んでくる。
「Aは？俺たちからのプレゼント、嬉しい？」
仔犬みたいな顔で見詰められたら私も素直になるしかなくて、静かに頷いた。
「…うん、最高のクリスマスだね！」
「「「なら良かった！」」」
そう言ってシンクロした3人が笑うから私もつられて笑う。
大の大人4人が集うシェアハウスにもサンタクロースがやって来た。
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うたたね(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます☺️✨楽しんでいただけたようで幸いです💕 (10月1日 16時) (
レス) id: 6910b7a819 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 面白すぎて一気に読んでしまいました😍‼️幸せの具現化すぎて、一生読んでたいです😭🙏🏻 (10月1日 11時) (レス) @page20 id: 0439cd6fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うたたね | 作成日時：2023年6月24日 21時
