上の続き。 ページ5
貴｢っ、ありが……って、わっ！？ど、どうしたの！？///｣
菊地原｢……我慢してたんだから、いいでしょ。僕の好きにしても。｣
お礼を言おうとしたところ、菊地原君は一つも間を空けずにピッタリと私の隣に腰を下ろした。
こういうところから彼は時枝君と違うな。うん。
菊地原｢……ん、｣
グリグリと肩のあたりに頭を押し付けられる。撫でろ、ということなのだろう。
両手で持っていたココアを片手に持ち替え、促されるままに撫でようとすると
時枝｢……黒猫さん、あんまり甘やかしちゃダメですよ。｣
貴｢へ……？わっ！？と、時枝君いつの間に……！///｣
いつの間にやら反対側の隣にいた時枝君が、距離を詰めてきていた。思いの外近くて、驚く。
時枝｢……菊地原ばっか構うのも、どうかと思うんですけど。最初に話してたの俺なのに……｣
貴｢え……あ、あぁ、そっか……ごめんね。｣
慌てて浮かせかけた手を下ろし、そちらに向き直ると
がしっ
貴｢へっ！？///｣
菊地原｢……そっちじゃない。こっち。｣
下ろした手を捕まえられて、そのまま引っ張られた。
力に従順に振り向くと、何か言いたそうに、じーっとこちらを見ている菊地原君と目が合った。
そんなに見られるとなんか恥ずかしいんだけど……！///
時枝｢……駄目です。こっち向いててください。
黒猫さん。｣
菊地原｢……させないし。駄目だよ。こっち見てて。｣
時枝｢……あー、そう。ならいいよ。そっち向いたままでも。…………ただし。｣
ギュッ
貴｢っ！？！？///｣
時枝｢……俺だってそれで引き下がるわけにいかないから。｣
菊地原｢……っ！！｣
どうなっている。背中から、その、えと、手が回ってきて、それで、これは。えーっと……
……後ろから時枝君に抱きつかれている、と。
貴「っ、と、時枝君！？！？どうしたの……！？///｣
時枝｢……菊地原ばっかり構う黒猫さんが悪い。俺だって結構我慢してたのに……｣
菊地原｢……いくら時枝でも譲らないよ。黒猫さんは僕の。｣
時枝｢……譲らなくていいよ。奪うから。｣
貴｢……？;;;;｣
ーーーーーーーー
時枝｢テストお疲れ様でした、黒猫さん。次こそは……他の誰でもなくて、俺だけに構ってくださいね？約束ですよ？｣
菊地原｢……お疲れ様。なんなの、時枝のやつ……。言っとくけど、あんたは僕のだからね。他の奴らなんかに譲る気ないから。｣
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みかん - リクがオッケーなら緑川くんと遊馬くんの取り合いをお願い出来ますか？出来ればお願いします！！ (2020年8月16日 13時) (
レス) id: c3d7aa86fa (このIDを非表示/違反報告)
Mana Terada(プロフ) - リクいいですか？出水くんと米屋くんの取り合いをお願いします (2017年7月29日 1時) (レス) id: 9a021e420c (このIDを非表示/違反報告)
黒崎ソラ - リクいいですか？迅さんと嵐山さんと太刀川さんと風間さんの取り合いお願いします (2016年7月18日 18時) (レス) id: b15a705d85 (このIDを非表示/違反報告)
朝希 緑 - 辻ちゃん可愛い/// (2016年7月18日 13時) (レス) id: 30b207dab7 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - こんばんは。作ってくれてありがとうございました。胸キュンしっぱなしでした。うれしくて最高でした。次も楽しみにしてます (2016年7月3日 19時) (レス) id: c4008ab5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒犬 | 作成日時：2016年6月26日 23時
