裸で一夜を共にした！？ ／ Alan Sirahama

抱き寄せれば　You side ページ32

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やっと仕事が終わって、外で待っていた亜嵐さんに話しかけた。






『 亜嵐さんっ、お待たせしました！ 』



亜嵐「 ん、終わった？じゃあ送ってく 」





また送ってくれる亜嵐さん、嬉しくて仕方がない。

でも、ずっと思ってた事なんだけど
こうして並んで帰ってても大丈夫なのかな。



…パパラッチ？って人に撮られたりしないのかな。

何て思いながらも、亜嵐さんの気持ちが嬉しく何も言えない私はずるいのかもしれない。









『 ________それで！あそこの玲於さんと隼さんがほんと好きなんです！ 』



亜嵐「 ふーん、そうなんだ 」





帰り道、GENEメンバーの話になって私の大好きな所を全部話した。

それはもう興奮しながら


だって、本当に好きなんだもん…！






亜嵐「 ねーねー、俺は？ 」



『 へ！？亜嵐さんはもう私の中じゃ世界一です！！！ 』






…あれ、今私めっちゃ恥ずかしい事言わなかった！？

顔が真っ赤になっていく私をじーっと見つめてくる亜嵐さん


どくん、と心臓が高鳴っているのがわかった。






亜嵐「 それ、期待していいの？ 」



『 っ…き、たいって…！私なんかに期待させられても意味ないじゃないですかっ 』



亜嵐「 意味あるよ 」





そう言って亜嵐さんは私の腕を引っ張って抱き寄せた


すっぽりと腕の中におさまって、思わず硬直してしまう私に





亜嵐「 …俺、Aの事が_______ 」





亜嵐さんが、全てを言おうとした瞬間








パシャパシャッ！！とシャッター音がなった。






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