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?「…ふぅ、大丈夫か?」
神無は目の前の男から目が離せなかった。
こちらを振り返った男は整った顔立ちをしていた。目の下のクマがすごい…この人寝てるのかな?
?「おい?大丈夫か?どこか怪我でもしてるのか?」
返事がないことに心配になったの男は神無の目の前に立っていた。
『あっ…、大丈夫です。ありがとうございました。』
慌てて顔を下げてから男の顔を見る
ーーー目に入ったのは緑色の瞳だった。
綺麗。純粋にそう思った。
神無の視線に気付いたのか男は視線を逸らしつつ
そんなに見つめられると困るという顔をする。
神無も視線を逸らし、すいませんと呟く。
しばらくなんとも気不味い雰囲気が流れた。
先に口を開いたのは驚いたがのほうだった…
?「このあたりはさっきの奴らみたいなのが多いからもう近づかない方がいい…気を付けて帰れよ。」
そこで神無は思い出した。自分が迷子だと
『あの!…すいません。ここから近いスーパーへはどう行ったら良いですか?』
?「…は?」
ーその後、スーパーまで案内してもらい目的の物の購入に成功した。
?「俺は、赤井秀一だ。」
『…雨宮神無です。』
自己紹介だけはしっかりしました。
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作者名:クロム | 作成日時:2020年9月8日 23時