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部屋を出た後、フラフラと街を歩いていた。
Aはもともと日本で生活していたが、神無になってからはベルモットに連れられてアメリカで生活していた。
そういえば、家に洗剤がないことを思い出しスーパーへと向かう。
確かここをいけば近道になったはず…
そう思い、細い路地へと入っていった。
…だが、すぐに後悔した。道が分からなくなってしまった。



迷い始めて30分近くが経っていた。
このまま家にも帰れなくなったらどうしよう…
そんな不安に駆られ始めたとき、目の前に3人組の男の姿が見えた。あの人達に道を聞こうと近づいて行った時、男の1人が神無に気付きニヤニヤと笑いながら他の男に声を掛けていた。
『あの…すいません。』
「なんだい?お嬢ちゃん、オレ達と遊ばない?」
『いや…いいです』
「え?いいの!?じゃああっち行こうよ!!」
そう言って神無の腕を掴み連れて行こうとする。
マズい事になった…そう思いながら
『いや、いいってそういうことじゃなくて…あの手離して下さい。』
「まぁまぁ、そう言わずに。お嬢ちゃん可愛いからオレも大歓迎だよ」
そう言って別の男が近寄って来る。
いやだ…いやだ…いやだ
抵抗していても男の力には敵わずズルズルと引っ張られる。
護身術程度の体術は心得ているが神無の力ではどうすることも出来そうにない。
どうしようかと考えていたとき…



?「すまないが、その手を離してくれないか?コイツは俺の連れなんだ。」
そう言って神無の腕を掴んでいた手を掴んだ男が目の前にいた。
帽子で顔はよく見えないが、背は高く鍛えているであろう身体が目に入った。しかし、相手の方が一回りも二回りも身体が大きい。助けてくれたのはありがたいがこれは負けるなと思った。
「は?お前は誰だ!?邪魔するんじゃねぇ!!」
「お前みたいな細いやつオレの拳1発で沈めてやるぜ!!」
「泣いて謝るなら今のうちだぞ!!」
そう言いながら男達は腹を抱えて笑っている。
しかし男はニヤリと笑う。
それを見た男達の顔が怒りで真っ赤に染まっていく。
ふざけんじゃねぇ!!そういうのが早いか男達は一斉に殴りかかってきた。
それを見た神無はやばいと思い対抗しようとする。しかし、次の瞬間男達はいとも簡単に倒れていった。

神無は今、目の前で起こったことが信じられなかった。この男強い…。
何者なんだろう?神無はその男から目を離すことが出来なかった。


ーーー数分後、3人の男が沈んでいた。

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設定タグ:赤井秀一 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:クロム | 作成日時:2020年9月8日 23時

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