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ライとの任務の後、今まで関わりのなかった幹部と一緒に任務をこなすことが増えた。
相変わらず、ギムレットの情報収集スキルは高く関わった任務は全て成功を納めていた。


今日はオフの日なので行くあてもなくフラフラと外を歩いていた。
米花町…AAが生きていた場所。
Aが生きてきたら今どうしていたかな?もしも…なんて馬鹿げたことを考えていた。
目の前に2人の男女の姿が見えた。
制服からして何処かの高校生だろう…
「新一!ちょっと待って!!」
「なんだよ蘭、早くしろよ」
そんな会話をしながら2人は通り過ぎて行った。
青春というのだろうか、そんなやりとりを見て
『…いいな。』
思わずこぼれた落ちた言葉は、誰の耳にも届くことはなかった。




1日中歩き続けたが、米花町は見覚えのない建物ばかりが増え懐かしいとはあまり思えなかった。
なんだか1人取り残されたような感覚を覚え、今日はもう帰ろうと家へと向かう。
行き交う人々の笑いあう声が自分に向けられているようだ。あぁ…外に出るんじゃなかった。
?「大くん、次は何処に行く?」
大「明美が行きたい所にいこう。俺は明美と居られるだけで楽しいから。」
明「!////…じゃ、じゃあ、前から行きたかったお店に行きたい!」
Aせそうな会話がふいに耳に入った。
『…ライと志保のお姉さん?』
腕を組んで歩く2人はとてもお似合いのカップルだった。



ーーー気付けば走り出していた。
これ以上見ていられなくて、早くこの場から立ち去りたくて…
家に着いて鍵を閉めた後、ドアを背に座り込んでしまった。
上手く呼吸が出来ない。胸が苦しい…苦しい。
この感情がなんなのか、私には分からなかった…

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設定タグ:赤井秀一 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:クロム | 作成日時:2020年9月8日 23時

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