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「ねぇー、話変わるけどぉー!」
『お、おい。』
いちなり話を変える少年。
くそっ…なんなんだよ。
「君は…この街を捨てる気はあるかい?」
『………は?』
俺の中の何かが告げた。
【もう用無しなんだ。】と。
「いや、別にね、用無しなんかじゃないよ?」
『、普通に考えてそれは用無しだよ。』
「…違うよ…。ある意味、殺してしまうよ。」
ある意味。
それがどれだけ怖い意味か。
「うーむ。君は思っていたより深く考えて
空回りしちゃうタイプ?ひゃー怖い!」
『…お前、何が言いたい。』
「試験の内容って言っていいのかな。」
『いいんじゃね』
「んじゃ言うわ。」
少年は一息吸って言った。
「今回の試験の内容は
天界に必要な人材を連れ戻す事。
それが、君と西の神様だ。
西の方は…失敗だろう。
だって本人が戻っていったらしいからね」
『…蛍が。』
そして確か最初に言われたのは
この街を捨てる…か。
『良いぜ。別に』
「ふぅーん。まっ君が言っても言わなくても
この街は…終わる。」
少年が鋭い目つきになっていった時。
人々は原因不明の流行り病で
全て……
消え去った。
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胡汰 - あー、本当だ。さんきゅ。 (2016年7月5日 22時) (レス) id: a960466de3 (このIDを非表示/違反報告)
薙沙 - 性違うんでは? 所為 (2016年7月5日 20時) (レス) id: 9cf7642260 (このIDを非表示/違反報告)
薙沙 - yes (2016年6月29日 20時) (レス) id: 9cf7642260 (このIDを非表示/違反報告)
胡汰 - 薙沙さん» …また名前変えたか? (2016年6月28日 22時) (レス) id: a960466de3 (このIDを非表示/違反報告)
薙沙 - うぃーっす! 見ていくぞい (2016年6月27日 20時) (レス) id: 9cf7642260 (このIDを非表示/違反報告)
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