【黒子テツヤ】ただただ、黒子さんと主人公さんが、ラブラブするだけの話です。 …本当に、それだけの話です。(たんぺんしゅー的な何か。) (ページ29)

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第23話　続　愛され少女とお泊まり。ページ29

＿黒子の部屋

黒子「はぁ…」

黒崎「………」

黒子「すみません。お母さんが迷惑をかけて。」

黒崎「え? 全然！寧ろ楽しかったから。」

黒子「…腰、抜けてましたけど。」

黒崎「…いい経験でした。ということで。」

黒子「ふふっ…僕の影の薄さはお母さん譲りなので。」

黒崎「そうだったんですね…。」

黒子「こんなところより、お母さんの良いところに似てほしかったです。」

黒崎「そんなものですよ。

私だって、顔は父さんに似ましたから。
母さんの方が美人なんですけどね…。」

黒子「えっ、」

黒子「(これでも可愛いのに母親に似たらどれだけ…)」

黒崎「本が好きなのは、誰に似たのか…。
高校に入ってから、中学時代よりも多く読むようになったんですよね…。」

黒子「そうなんですか。
…あ、でも……そうですよね。
Aさんがバスケ部に入る前…僕ともあまり喋らなかった時は本を読んでいたというイメージは無かったですからね…。」

(黒子っちに似たんだよ！もう、気づきなよ！
貴方、影響されやすいんだから。)

黒崎「まぁ、読んでいたんですけど…友達と西璃さんと喋っていたりとかしましたからね。」

黒子「西璃…、あぁ…あの人とわりと仲が良いですよね。」

黒崎「はい。積極的に話し掛けてきてくれて。」

黒子「タイプとか、違うような気がするんですけど…。」

黒崎「うーん…タイプが違うからこそ仲が良いのかもしれません。」

黒崎「あ、でも…よく見るアニメとかが一緒だったり、そんなことが一緒だったりしますよ。」

黒子「Aさんって、アニメ見るんですか?」

黒崎「はい。結構…。
小学校時代は、腐女子とやらでして…。
声優とかにも、興味があって。」

黒子「えっ!?」

黒崎「でも、なりかけでしたから。」

黒子「今では想像もつきませんが…。」

黒崎「私の黒歴史ですから。」

黒子「黒歴史を自分で言っちゃってもいいんですか。」

黒崎「…う…。
テツヤ君は特別ということで。」

黒子「照れます。」

黒崎「照れてください。」

黒子「恥ずかしいです。」

黒崎「…私もなんか、恥ずかしくなってきたんですけど…//」

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