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パンジー #2 ページ3

目が覚めたら、体育館の天井が目に入った。
「あれ、俺…」
なんで寝てたんだっけ…目を擦っていると、
「よかった。目が覚めたんだね。」
安心した様な顔で俺の顔を覗き込んできた人…Aサンは、この部活のマネージャーらしい。…俺はそれに納得がいかない。日向と同じくらいの身長の癖に、及川さんみたいなトスを上げられる、よく周りを見てボールを上げられる。才能は俺を上回る癖に、どうしてマネージャーなんだ。
「頭、痛くない?大丈夫?」
そう言って俺の後頭部を優しく撫でた。距離が近いから、Aサンの柔軟剤の匂いがする…
「だ、大丈夫っす!」
や、ヤバイ。なんかもう色々と…
そう思って立ち上がるとぐらりと眩暈がした。
「まだ大丈夫とは言えないじゃない。」
眩暈を起こした俺の体を正面から抱きしめて受け止めて、もう一度ベンチに座らされた。
情けない…
「強がるのは試合だけにしなさい。」
そう言ってデコピンをされてしまった。然程痛くはなかったが…
「…」
「影山ぁ…」
視線がいてぇ。
大地さんと、旭さん、菅原さん、挙句月島まで睨んできやがった。
「いーなー影山ー!」
「うるせぇ日向ボゲェ!」
といつもみたいに言うが、めっちゃ良い匂いするから、冷や汗?がとまんねぇ。早く眩暈治んねぇかな。

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まひまひ=イヴ - 号泣です!すっごくすっごく泣ける小説ですね!しかも田中先輩の!BLですし!私の好みドストライクです!更新応援してます! (2018年3月5日 1時) (レス) id: 3dd76b4fff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊達狐 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月16日 10時

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