ベッドウィーン・ザ・シーツ ページ13
柏木の家に誘われた。
顔を真っ赤にさせて。
そして俺はリビングにいる。
ネイビーと白に統一された家具は、洒落ている。
センスがあるからこんな部屋が出来上がるのだろう。
家具に混ざってしまいそうな、グランドピアノ。
全く違和感なしに置かれているから最初は気がつけなかった。
「…」
本棚に置かれているのは西洋の本とこれは…楽譜？
ピアノの楽譜と、クラリネット…
あの野郎が言っていたのはこれのこと…？
それにJAZZclarinetって…
「すいません、遅くなりました。」
レモンのような香りを漂わせて、柏木が紅茶を持ってきた。
あまり、紅茶は好きではない。
理由はないのだが。
「多分日本茶がお好きだろうと思ったんですけど、生憎持っていなくて。でも飲みやすいと思います。」
「ありがとな。」
そう言ってティーカップに口をつける。
レモンのあっさりした味と、香りが広がった。
レモンティーでは…無さそうだな。
何だろうか。
俺の考えを察したのか、柏木が口を開いた。
「この紅茶は、レモンパームティーと言ってレモンの実は使っていないんです。」
レモンの香りがイライラなどを鎮めてくれるらしい。
他にも、効果はあるみたいだが、俺はあることが気になってしまって頭にあまり入ってこない。
どう切り出すか
いつ切り出すか。
機会をうかがっていると、
「どうしたんですか？」
ここだ。
「なぁ、柏木。ちょっと聞きたいことがある。」
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伊達狐@活動停止(プロフ) - 燐さん» ご指摘ありがとうございます。変換ミスのようですね…（汗）申し訳ありません。直させていただきます！ (2018年2月17日 19時) (
レス) id: d530d2d8e8 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - 中村祐一じゃなくて中村悠一さんじゃないですか？ (2018年2月16日 18時) (レス) id: 0efc3643a8 (このIDを非表示/違反報告)
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