◎男だけの飲み会 ページ8
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前回のお話の、【男だけの飲み会の裏話】
− 九重サイド −
最近、Aが元気ない、気がする。
犯人から、「女だから」って舐められることが増えて、それを気にしてるのかな。なんて思ったり。
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先に帰ったAに、なにも聞くことができず、
こういうの相談先は伊吹さんだろうし、、
伊吹「 きゅーちゃん、！ 」
九重「 っわ、びっくりした 」
いきなり肩を叩かれて、
伊吹「 Aちゃんとなんかあったとー？ 」
九重「 下手くそです、やめてください 」
志摩「 男女のいざこざ？何かあったんだろ 」
陣馬「 若いんだからケンカのひとつやふたつくらい 」
九重「 Aとはいつも通りです。特になにがあったとかはわかりません 」
伊吹「 浮気？でもまさか九ちゃんが浮気なんかするわけないしなあ 」
九重「 浮気？なんのことですか？ 」
志摩「 付き合ってるんだろ？ふたり 」
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びっくりした、まさかそう思われてたなんて。
九重「 告白どころか、付き合ってもいません 」
陣馬「 はぁー、じゃ、片思いってとこか 」
伊吹「 え、そうなんだ！！ 」
志摩「 うれしそうにすんな 」
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連れてこられた居酒屋。
伊吹「 付き合ってない…Aちゃんが悩んでる理由… 」
九重「 ��女だから、舐められる��でしょうね 」
志摩「 分かってんなら相談乗ってやれ 」
九重「 こういうのは伊吹さんの方が…！ 」
伊吹「 ふーん？弱みに漬け込んだ勢いでうふふっちゃおうかな！？ 」
陣馬「 うふふってなんだ！？ 」
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なんかその伊吹さんの態度が気に入らなくて、お酒を一気飲みした
九重「 惚れたらだめってわかっとったんです 」
志摩「 うんうん〜、それでそれで？ 」
九重「 一目惚れやったんです！ 」
伊吹「 ん〜、わかる 」
九重「 警察官になったからには、大切な人は自分の手で守りたくて。でもどうやったらよかかわからんのです 」
陣馬「 当たって砕けろ！ 」
志摩「 砕けたらダメ 」
九重「 はぁ… 」
伊吹「 お互い頑張ろうぜってことだな 」
九重「 伊吹さんには、絶対渡しとうなか！ 」
伊吹「 九ちゃん、お酒弱いんだね〜 」
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作者名：黒
| 作成日時：2024年1月14日 18時
