あざとい天使は2人います【紅一点】２

◎冷たい気がするのは気のせい？ ページ24

JH side


A以外の13人を集めて、話をすることにした
もちろんAと俺の話


JH「 あのさ、引いてみようと思う 」

SC「 引く？なにを？ 」


押してダメなら引いてみろ、ってあるじゃん
俺は好きな子にはかわいいと思ったらかわいいと言いたいし
アプローチだってたくさんして振り向かせたい

だけど、同じメンバー、同じ家に住んでる、ずっと同じ時間を過ごしてるのに、そんな奴にずっと付き纏われてたら、俺だったらしつこいな、ってそいつのこと嫌うかも

そんなことを思って、


DN「 ふーん、なるほどね 」

SG「 ヒョンがそんなことできるの…？ 」


心配そうな顔でスングァナが見つめてくる


JH「 がんばる、だからみんなに宣言しにきた 」

JN「 ファイティン〜！ 」

MH「 まあ、黙って見守っとくよ 」

HS「 ヒョン、かわいいも禁止だよ、わかってる？ 」

JH「 うん、わかってる…ああ、できるかな俺 」

JS「 ハニの代わりにAに言ってあげようか？ 」

JH「 いや絶対無理なんだけど 」


そう言ってシュアの方を睨むと、冗談だって、って笑われたけど、ダークジス出てるぞ


MG「 Aには効くのかな、その作戦 」

WZ「 んーー、微妙 」

DK「 ああ見えて結構気にするタイプだから、何かしたんじゃないかって思うんじゃないかな 」

JH「 Aが傷ついたってわかった時点でやめる 」

SG「 うん、まあとりあえずそれとなくやってみよう 」


こうして、［押してダメなら引いてみろ大作戦］が始まった


.


寝るときももちろん、お互いの部屋で別々に寝る
車の中でも話さないようにする

いちばん辛いのはゴセの撮影のとき
「ヨントンで求められる愛嬌」の話になって

JN「 Aはサービス精神旺盛だよ 」

『 猫ピースやってこれやってこれやって猫パンチ 』

SG「 あー！可愛いっ！！ 」

JS「 これはめっちゃ可愛い 」

MG「 すきですーー！ 」


かわいい、って言いたくなるのを抑えながら、静かに悶える

WZ「 ヒョンㅋㅋㅋ 」

となりでウジが静かに笑ってる

JH「 つらい、心折れそう 」

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