検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:27,871 hit

4.謝り続けていた人生 ページ5

「ずみ゙ばせんでしたっ!!!」





ボコボコにされた後に、土下座して謝っていた。






「気合もなんもねーダサ坊がよォ…不良語ってんじゃねーぞコラ」






い、痛てぇ……






「オマエら今日から、オレら“東京卍會”の兵隊な。しっかり働けよ」







────東京卍會

そうだ、ここからだ。
いいように使われる地獄の日々。

コイツらもみんな……


そして中学卒業と同時にオレは逃げ出した。






『ちんたらやってんじゃねーぞ!!』

『すいません!!』






1人で暮らして、バイトを始めて……

でも、なんにも上手くいかなくって。






『んなこともできねーのかよ!!』

『スイマセン!!』






謝って







『申し訳ありません!!』







謝って







『すいません……』







謝って







『スイマセンでした!!』







謝り続ける人生だった。






「クソ……」






最悪だ。
人生最後に最悪な走馬灯。






「わかったよ、神様!!!!オレの人生クソだって言いてぇんだろ!!?」






『花垣くんは、きっと成功する』

『ホラ、シャキッとしなよ!武道』






橘……

姉ちゃん……






『都内での東京卍會の抗争は激化する一方───』






東京卍會…………







『死亡したのは、“橘 日向”さん、そして“花垣 美琴”さん────』






アレ?

東京卍會(コイツら)……


橘や姉ちゃんが死んだのは、12年後のコイツらのせいだ!!

……わかったトコで、オレには関係ない……か……






姉ちゃんの顔はなんとなく、覚えてる。
でも、橘ってどんな顔してたっけ?

そう思ったらオレは行動していた。
電車に乗り、橘が住んでいるとこに向かった。

電車から降りて、その場所まで走って。
近くなってくると、息も上がっていた。






「えーっと、橘の家……確か……」





タッタッタッと走りながら橘の家に向かっていく。

……着いた、ココだ。
このマンションだったはず。


郵便ポストを見て、橘の家の部屋番号を確認し、エレベーターに乗ってその階まで上がっていく。

家のドアの前まで来て、インターフォンを鳴らすと橘が応答してくれた。





«はい……あれ!?花垣くん!?»

「あ……ウン」





橘はいきなりオレが来たからか驚いた声を出していた。

数秒経って、ドアが開き橘が出てきた。






.

5.大好きだったカノジョと姉ちゃん→←3.思い出してきたトラウマ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
設定タグ:東京リベンジャーズ , 佐野万次郎 , 三ツ谷隆   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くろっきー | 作成日時:2021年10月16日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。