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「…おっそいんだけどぉ…」
Aが近所のコンビニに行ってから、二時間が経過している。
泉は持っていたシャーペンをくるくると回した。
コンビニまでは数分でつくはず。なのに、二時間も帰ってこないなんて。
どこかで寄り道をしているのか。それとも、Aの身に何かあったのか。
あれでも一応妹なわけだし、流石に二時間も帰ってこないとなると、心配する。
チッ、チッ、チッと、時計の針の音だけが響く室内で、泉は一人、長いため息をついた。
***
「……やっばい…」
すっかり遅くなってしまった。
レオさんと話していたら、いつの間にかこんなに時間が経っていた。
……怒られるかも。
恐る恐る鍵を開け、家の中に入る。
「…ひっ!」
「…おかえり。やけに遅かったねぇ?」
玄関の扉を閉め、前を向くとそこには、暗闇の中、泉がいた。
……怖い。怖すぎる。
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あづにゃん(プロフ) - とても面白かったです!!これからも頑張って下さい♪ (2016年2月20日 17時) (レス) id: 77a53820e2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 続き楽しみにしてますー! (2016年2月18日 22時) (レス) id: 4d959f0cfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睦月 | 作成日時:2016年2月16日 14時