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「…La〜♪lala…♪」
その人は、私が来ても気にも止めない様子で、ただ、鼻唄を歌いながら楽譜に音符を書いていた。
…変な人。
しばらく待ってみる。その間、目の前の橙色の髪の毛の男の人は、コロコロと表情を変えていた。唸ったり、笑顔になったり。
そして、一言、うん!と言うと、その人は、私の方に顔を向けてこう言った。
「今日も名作ができたっ!流石おれ…☆んで、おまえ誰だっけ?おれのこと知ってんの?あっ、待って妄想するからっ!」
……これは、名前を聞かれてるのかな…?
質問攻めされるって、こういうことか…?いや、質問なのこれ…?
「…わかった!さてはおまえ、宇宙人だろっ☆うっちゅ〜☆」
……うっちゅ〜…ってなに…?それに…
「私宇宙人じゃないし…」
「あぁ〜!そう答えを言うなってば!もっと妄想できたのにっ!もったいない!」
…この人、大丈夫なの…?
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あづにゃん(プロフ) - とても面白かったです!!これからも頑張って下さい♪ (2016年2月20日 17時) (レス) id: 77a53820e2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 続き楽しみにしてますー! (2016年2月18日 22時) (レス) id: 4d959f0cfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睦月 | 作成日時:2016年2月16日 14時