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「なんでここに…!?えっ、というかどうして私、こんなところにいるの…!?」


一気に、目が覚めた。

あたりをきょろきょろと見回す。
ここは、私の部屋だった。昔まで、住んでいたところ…実家だった。


家具も、置いてあるものも、あのときと変わらない。どう考えてもここは前住んでいた私の家で、目の前にいる母は私の母だった。


どうして?私は昨日、ちゃんとレオと一緒に寝たはずなのに…?


「何寝ぼけたこと言ってるの?早く着替えちゃいなさい、朝ごはん用意してあるから」


「まっ、待ってお母さ……いっちゃった…」


閉められたドアを、見つめる。

さっぱり意味がわからない。どうして私は今ここにいるの?レオはどこ?もしかして私、まだ寝ぼけてる?これは夢なの?

試しに頬をつねる。案の定痛くて、これが夢ではないことがわかった。

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作者名:睦月 | 作成日時:2017年11月18日 15時

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