夏の夜は ページ36
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『どう?』
「お母様とっても可愛い!!」
「母様かわいいよ!!」
有難う、と娘を抱きしめる。
真由香と若菜もすごく可愛い。
「準備できたか?」
『ええ。』
そして杏寿郎も格好良い。
結婚してから4年くらい経つけど未だに新婚気分なのは私だけだろうか。
「じゃあ行こうか。」
「「『うん!!/ええ!』」」
今日は近くで夏祭りが開かれる。
そこに皆で行こう!!と言う訳だ。
もう夏を送れるかどうか分からない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 煉獄さんside
「美味しい〜!!」
「おいしいね!!」
りんご飴を真由香と若菜が二人で食べる。
それを微笑みながら見ているみやこ。
あっちに玩具の屋台があるの〜!!、と真由香と若菜に手を引かれて屋台の前に立つ。
俺達の後をゆっくりと着いてくるみやこ。
月明かりと屋台の光に照らされとても美しい。
「この夜が終わらなければ良いのにな」
『そうかしら?』
この夜が終わらなければみやこが死ぬ事も無くずっと楽しいままだ。
『私は新しい体験が出来る方が好きだけれど...』
楽しそうに歩くみやこを追いかけた。
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