誰をかも ページ34
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「こんにちは。みやこさん。」
『しのぶさん!!』
真由香達が屋敷内で遊んでいるのに混ざっていると門の方から懐かしい声が聞こえる。
友人の胡蝶しのぶの声だった。
「お久し振りです。色々忙しくて...中々お会いできない間にお子様が二人...」
『お久し振りです。他の柱の皆様に続きしのぶさんもですか。凄く嬉しいです!』
「ふふ。冨岡さん達から聞きました。」
ニコリと微笑んだしのぶさん。
私は真由香に若菜を任せ、しのぶさんを屋敷の中へ案内する。
「調子が良さそうで安心です。」
私の隣を歩くしのぶさん。
とても安心した様子。
『ふふ。』
私が微笑むとしのぶさんも嬉しそうに微笑む。
「煉獄さんのお陰ですねぇ。」
『そうですかね?』
貴方に生きる意味ができたじゃないですか、と小さな声で呟く。
「貴方は生きる意味がないと、ずっと言ってたので。」
『確かにそうですが...』
そんな事を話していると応接間に着く。
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「それでは。」
若菜や真由香もしのぶさんと遊んですっかり懐いて「また遊ぼーね!」と無邪気に手をふる。
『はい。またいつか。』
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