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君がため 春の野に出てて ページ15
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子供の名前...か...
考えた事も無かった。素敵な名前はあまり思い付かない。
『君がため春の野に出てて若菜摘む...』
「光孝天皇の歌か?」
『わ!!居たの?静かに入ってくるからびっくりしちゃった...』
「驚かしてしまってすまない!!」
若菜...若菜...私の様に呪いに苦しまずに生きてほしい...女の子なら尚更。
お洒落を楽しむ権利がある、お化粧をして女学校で他の子と笑い合う権利がある。
その権利を存分に使ってほしい。
『女の子なら若菜、男の子の方はまだ考え中...』
杏李...これじゃない?!
輝利哉や杏寿郎みたいに人生の全てを鬼殺に捧げてほしくない。
自由に生きてほしい。
友達と馬鹿やってずっと笑っていてほしい。
『男の子だったら杏李にしようかな?』
「良いな!!そうしよう!!」
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