君がため惜しからざりし命さへ【煉獄杏寿郎】

陸奥の ページ14

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子供からすれば迷惑な話だろう。


自分の母は顔が焼け爛れ、醜い。


おまけに生きているかすら分からない。


もっと良い所に生まれられれば...


親は選べない。


親は子供を好き勝手出来るけど。




『...申し訳無いなぁ...ごめんね...』




私はそっと腹を撫でた。


それに答えるかのようにお腹の子が私の腹を蹴った。





『お母さんも頑張るから...貴方も頑張ってね...』

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