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わたの原 ページ11
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朝食を食べ終え、俺とみやこは日課の散歩へ向かう。
呪いで歩けなくなる前に出来るだけ沢山の景色を目に留めておきたい、というみやこの望みからだった。
『あら、向日葵よ...』
少し歩くと、ひまわり畑が広がっていた。
日傘を持って行ったのだが、影になっていたみやこの顔も太陽に照らされて向日葵に負けず劣らず輝いていた。
「綺麗だな!!」
『そうね!』
気付いていない様だが、俺が褒めたのは向日葵とみやこなのだが...
『もう少し歩きましょうか...』
日傘に隠れ、光の面が消えたみやこの顔は紫色に染まり、目は赤く光っていた。
俺はその目に疑視感を覚えた。
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