検索窓
今日:105 hit、昨日:979 hit、合計:240,147 hit

23 ページ24

そのまま抱きしめられていると、黒尾がリエーフの首根っこを掴んで私から引き離す。





「いつまで抱きついてんだ」

「あぁ!俺のAさんを奪わないでください!」

「誰のAだって?」

「なんでもないですゴメンナサイ」





黒尾の顔を見ると、矢野さんが浮かんで

研磨の言葉を思い出して

自分の気持ちがわからなくなる。





合宿中なのにこんなんじゃダメだ。





少し黒尾から離れたくて、黒尾がリエーフと話してる間に木兎のところへ向かう。





『木兎と赤葦くんはスパイク練?』

「おー!ただブロック飛んでくれる奴がいなくてさぁ」

「みんな逃げましたからね」

『あは、木兎のスパイク練は際限ないってよく聞いてるよー』





笑ってそう言うと、木兎と赤葦くんが何故か不思議そうに顔を見合わせる。





『どしたの?』

「ん?あー…いや、なんか」





頭を掻きながら何か言いたげな木兎。





「Aさん、何かありました?」





そんな木兎の代わりに赤葦くんがそう問いかけてきた。





『え、何もないけど…なんで?』

「元気ないように見えたんで。ね、木兎さん」

「おー。なんとなくな」

『赤葦くんはともかく、木兎にそんなこと言われるなんて私もまだまだだなぁ』

「なんだよ元気なのか?」

『大丈夫だよ、元気!』





心配してくれる2人にガッツポーズをしてみせる。



.

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (338 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1309人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りんごあめ(プロフ) - MARTYさん» ありがとうございます!!キュンキュンしていただけたなら嬉しい限りです☺️ (4月4日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 黒尾ファンさん» いつも応援ありがとうございます!!作者もWデートの話気に入っております☺️ (4月4日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
MARTY - キュン死しそうでした!最高でした!!!!!! (4月4日 9時) (レス) @page48 id: 27d32145c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - この作品が最高すぎて、わぁってなっちゃった。この作品大好きやわぁって今日もう一度思いながら読ませてもろうたんやけど、Wデートがきゃってなってもうて心臓がもちまへん、さいこうすぎまへんか!!これからもごっつい応援しとるけん頑張ってください!!!😄 (3月29日 22時) (レス) @page48 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 黒尾ファンさん» 何度も読んでいただいてありがとうございます!!すごく嬉しいです💓 (3月29日 19時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りんごあめ | 作成日時:2024年3月16日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。