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心地よくて目を閉じる。
黒尾の手、好きだな。
するとぺちっと額を叩かれた。
『いたっ！何すんの！』
「無防備すぎなんだよ」
『なんの話？』
「男の前で簡単に目閉じないでくださーい」
『黒尾だしいいじゃん』
「あのなぁ……ほら、戻るぞ。送ってく」
ぐいっと腕を引いて立たせてくれた。
薄暗い廊下を黒尾と２人で歩く。
『他校って迷路だよね』
「梟谷は何回も来てんだからいい加減覚えなさいよ」
『無理なものは無理』
「次は森然で合宿だけどどうすんの」
『うん、迷子確定だね』
「地図書いてやろうか？」
『読める地図書いてね』
なんて他愛のない話をしていると、いつのまにか女子部屋の前に着いていた。
『ありがとね黒尾』
「どういたしまして」
『……おやすみ』
おやすみって言葉がなんだかくすぐったくて、少し声が小さくなる。そんな私の頭を黒尾がゆっくりと撫でた。
「おやすみ」
いつもと違う雰囲気でこんなことされると
なんかドキドキする。
優しく私を見つめてくれる目も、いつもと違う。
「また明日な」と言って歩いて行く黒尾の背中を見つめながら、このドキドキはなんだろうって考えた。
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りんごあめ(プロフ) - MARTYさん» ありがとうございます！！キュンキュンしていただけたなら嬉しい限りです☺️ (4月4日 17時) (
レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 黒尾ファンさん» いつも応援ありがとうございます！！作者もWデートの話気に入っております☺️ (4月4日 17時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
MARTY - キュン死しそうでした！最高でした!!!!!! (4月4日 9時) (レス) @page48 id: 27d32145c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾ファン - この作品が最高すぎて、わぁってなっちゃった。この作品大好きやわぁって今日もう一度思いながら読ませてもろうたんやけど、Wデートがきゃってなってもうて心臓がもちまへん、さいこうすぎまへんか！！これからもごっつい応援しとるけん頑張ってください！！！😄 (3月29日 22時) (レス) @page48 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 黒尾ファンさん» 何度も読んでいただいてありがとうございます！！すごく嬉しいです💓 (3月29日 19時) (レス) id: 60ce7b9f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごあめ | 作成日時：2024年3月16日 17時
