【鬼灯の冷徹】輪廻転生〜矛盾〜

漆拾陸 ページ31

？side





唐瓜「あ、鬼灯さま！この書類のチェックを……」




鬼灯「あぁはい。後で見るので机に置いといて下さい」







茄子「鬼灯さまぁぁぁ！！！！大変でs」




鬼灯「すみませんこっちも大変なんです！」







シロ「ねえ見て見て鬼灯さま！これ凄いよ！！！」






鬼灯「ああ凄いですね」注:見てない







閻魔「あ！ねえねえ鬼灯くn」




鬼灯「うるさいﾀﾋね」







白澤「」




鬼灯「来んな帰れﾀﾋね○すぞ」




白澤「何も言ってないだろ！？」







閻魔殿の中を、鬼灯が慌ただしく駆け回る




恐らく、今のタイミングでは、誰が話しかけても曖昧な返事しか返ってこないだろう





それもこれも全て、鬼灯がもうじき開催される運動会の大会委員長になったからである





A「唐瓜さん、その書類は私が見ます。それと、運動会当日までの書類は全て私に回して下さい」





A「茄子さんどうしましたか？とりあえず、報告は私にして下さいね」





A「シロさんそれ何処から拾ってきたんですか。戻してきて下さい」





A「閻魔大王、飲み会のご相談でしたら、私が聞きますよ」





A「白澤さま、私に会いに来るのは有難いのですが、控えて貰っていいですか？」






当然、第一補佐官が多忙ならば、第二補佐官がカバーをするものだろう





Aのカバーのかいあってか、地獄に何らかの影響が出ることは全く無かった





まぁ、Aの体には多少の影響が出ているが…







正直な話、誰もその事を気遣う暇は無かった





あの鬼灯でさえだ





等の本人も、自身の体調の悪化には気付いていない様子





あのままでは、当然病状も悪化するだろう









彼女が倒れた時に、周りが…………そして何より
鬼灯がどんな反応をするのか………









見ものだな

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