漆拾惨 ページ28
鬼灯side
鬼灯「…………」
白澤「…………」
目の前の自称神獣を睨み付ける
すると、アイツも私を睨み付ける
____ことの始まりは数十分前
白澤「あ、そうだ牛頭の角……」
鬼灯「あ、馬頭の蹄……」
白澤「ストックがないや」
鬼灯「ストックがありません」
鬼灯・白澤「「取りに行かないと」」
鬼灯・白澤「「あ」」
で、やっと地獄に帰れるって時でした
急に
白澤「Aちゃんは?一緒じゃないの?」
鬼灯「……貴方に教える筋合いはありません」
白澤「ふーん。ま、いいや。………どうせ、Aちゃんの秘密のひとつも知りやしないんだろうし」
鬼灯「……何ですって?」
____そして今に至る
Aさんの秘密?
私の知らない?
鬼灯「どういうことです」
白澤「それをお前に教える筋合いはないだろ」
鬼灯「……貴方は知っているのですか」
白澤「当たり前でしょ?僕とAちゃんは腐れ縁だよ?オマエの何十倍も一緒にいたんだから、知ってて当然。もっと言えば、「オマエより先に出会った」んだから当然」
言い方がいちいち癪に触るやつですね
要するに「自分の方が上」だと言いたいのでしょう
白澤「言っとくけど、自分の方が上と思ってるわけじゃないからな」
鬼灯「は?」
白澤「やっぱり思ってたんだ。オマエは考えが薄いんだよ。……その内、取り返しつかなくなるぞ」
鬼灯「だから何を」
白澤「Aちゃんはただの女の子じゃない。あの憂いの理由を知らないだろ?」
……確かに知りません
ですが私は
白澤「オマエはAちゃんの何を知ってる?」
鬼灯「!!」
白澤「あの子は、オマエに見えている何億倍も苦しんできた。そして僕はそれをずっと見てきた、慰めてきた。…………今更オマエなんかに渡すかよ」
そう言い捨てると、白豚は背を向け帰っていった
鬼灯「……………帰りますよ、シロさん」
シロ「……うん」
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雲隠+α - 黒鴉さん» お役に立てて何よりデス!!更新待ってますネ〜!! (2020年3月26日 21時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
黒鴉(プロフ) - 雲隠+αさん» おお!出来ました!感激…本当に有り難うございます。亀更新ではございますが、これからも何卒宜しくお願い致します! (2020年3月26日 1時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
雲隠+α - 黒鴉さん» (center:〜文章〜) とやれば出来ますヨ!!因みに僕はこれで小説かいてまs(( 〜文章〜のところに真ん中に表示したい文字を書いてネ!!更新待ってます!! (2020年3月25日 13時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
黒鴉(プロフ) - 雲隠+αさん» 初めまして!本当ですか!?スマホ何ですが、よろしければ教えて下さい。お願いします。 (2020年3月21日 2時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
雲隠+α - はじめまして!!【鬼灯の冷徹】面白いですよね!!あ、そういえば質問なんですケド、「空白」って文章を真ん中に表示したいって事ですかネ?((語彙力)) もしそれだったら、僕教えられますヨ!! (2020年3月20日 20時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒鴉 x他1人 | 作成日時:2019年4月4日 15時