陸拾捌 ページ23
今更ですけど、私は漫画派なので、
アニメと少し違うところが多々あると思います
アニメの方を参考にした話もありますけど
鬼灯side
A「あの…鬼灯さま…」
鬼灯「何ですか?」
A「補佐官二人が一度に居なくなるのって、大丈夫なんですか…」
隣を歩いているAさんが半分呆れ気味に聞いてきた
確かに、閻魔大王第一補佐官である私と、同じく第二補佐官であるAさんが一度に閻魔殿から居なくなるのは常識的にはまずいです
ですが………
白澤「Aちゃーん!」
Aさんが地獄にいると、アイツにバレてしまいましたからね
鬼灯「いいんですよ、少し位。これを言うと、また貴女に「過保護だ」と言われるかも知れませんが、私は貴女を一人にさせたくないのです」
A「そうは言いましても…今此処でその言い分を認めてしまうと、きっと貴方はこれからも私を連れて行くでしょう。そんなことでは、何かあった時に対応できません。補佐官の意味がありませんよ」
分かっています
それでも、私は貴女と少しでも多く
一緒にいたい……
そうしなければ、何故か心が壊れそうな感覚に囚われるんです
まるで心が
「やっと会えたんだから、今まで会えなかった分一緒にいたい」
と叫んでいるみたいに
まぁなんにせよ……
鬼灯「何であろうと、私は貴女といたい」
A「…………」
Aさんは目をぱちくりとさせて、私をまじまじと見上げた
その顔はいつもの大人びた悲しげな
微笑みとは違って幾分か幼げで、何をしても・言っても余裕なAさんに負かされる私は、ついつい嬉しくなってしまった
でも、それは束の間の喜びで、瞬きをすると、またいつもの微笑みに戻っていた
まるで、もとからそんな顔をしていなかったかのようで、さっきの顔の面影は微塵も残っていない
でも、私はさっきの幼げな顔も好きだが、いつもの悲しげで大人っぽい顔の方が好きだ
あの悲しげで、苦しそうな顔が……
…え?……ちょっと末期かも?
いいえ、まさか!
愛する人の全てを好きになるのは普通のことでしょう?
鬼灯「…………ハァ」
A「クスッ…そんな拗ねた顔をしないでください。小さな子供じゃないんですから、ね?」
そう言うと、Aさんは背伸びして私の頭を撫でた(下駄で身長ちょいup)
………なんだか、子供扱いされているみたいで嫌です……
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雲隠+α - 黒鴉さん» お役に立てて何よりデス!!更新待ってますネ〜!! (2020年3月26日 21時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
黒鴉(プロフ) - 雲隠+αさん» おお!出来ました!感激…本当に有り難うございます。亀更新ではございますが、これからも何卒宜しくお願い致します! (2020年3月26日 1時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
雲隠+α - 黒鴉さん» (center:〜文章〜) とやれば出来ますヨ!!因みに僕はこれで小説かいてまs(( 〜文章〜のところに真ん中に表示したい文字を書いてネ!!更新待ってます!! (2020年3月25日 13時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
黒鴉(プロフ) - 雲隠+αさん» 初めまして!本当ですか!?スマホ何ですが、よろしければ教えて下さい。お願いします。 (2020年3月21日 2時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
雲隠+α - はじめまして!!【鬼灯の冷徹】面白いですよね!!あ、そういえば質問なんですケド、「空白」って文章を真ん中に表示したいって事ですかネ?((語彙力)) もしそれだったら、僕教えられますヨ!! (2020年3月20日 20時) (レス) id: d5c5f2725d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒鴉 x他1人 | 作成日時:2019年4月4日 15時