世界博物誌 ページ21
.
ヘ｢(ﾑｸん〜…んにゃ、ハニィちゃんじゃーん
中位の天使がウチに何用〜?｣
ｱﾆ｢ハニィと呼ばないで下さい、ヘルヴィム
私は書物を運んで来た研究家達を案内してきたんです｣
ヘ｢じゃあハニィもウチの事"ヘラ"って呼んでよ〜♪
…ん?書物?｣
.
まだ酔いが冷めていないのか
ヘラの顔はほんのり赤い
見た目が女性、濃い緑髪ショートボブ
大きい丸眼鏡を掛けた天使は三人を見ると
｢いらっしゃい〜歴史研究家さん方〜｣
と陽気に手を振りながら
ヘ｢ウチは知恵を司ってる智天使、ヘルヴィム
ヘラって気軽に呼んでね〜
あ、君らは自己紹介無しで結構
天界から見てたし名前は把握済み｣
同時にソファーが突然現れ
其所にエンジ達は座る事にした
ハニエルが部屋から出ると、ヘラは書物を手に取り
パラパラと捲りながら読む
それなりのページ数があるのだが
目の前の天使は一瞬にして内容を記憶してる様に見えた
.
ヘ｢うんうん、これは読んでて飽きないね〜
早速写し書きさせて貰うかなぁ♪｣
エ・シ・ク『!?』
エ(写す!?)
シ(僕達の書記を!?)
ク(ページ数笑えたものじゃ無いのに!?)
そんな気持ちを気付かずに
ヘラは椅子に座ると何も書かれていない
真新しい本を手に取るとペンを走らせる
同時にヘラの体は蛍光の緑の光を纏い
高速で書き写し始めた
完全に書き写すまでの時間、4分
目の前の智天使は全ての書物をエンジ達の前で
書き終えてしまった
.
エ｢…これが神に使える者の力か……｣
シ｢これは…凄い｣
ク｢何その力羨ましいっ!｣
エンジは平然を保ち
シバは感嘆し
クロエは瞳を輝かせながらヘラを見た
.
.
.
書き終えたヘラは本を閉じると
フゥ、と息を着いて微笑しつつこう言う
ヘ｢ウチは世界博物誌…"世界の書記"
それが役目､それぐらい出来なきゃ駄目って訳
まぁ下位三隊は非戦闘部隊だから
これぐらいしか仕事が無いんだけどねぇ｣
シ｢下位三隊とは?｣
ク｢私もそれ気になる
研究家として気になるところ!｣
.
その言葉に、ヘラはある表を出す
それは組織図
【天軍九隊】と書かれていた
ヘ｢ちょっと教えてあげようかなぁ、君達に
あ､この話するのロロ君以来だねぇ｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» そーそー、ミトラが愛用してるやつ。バトルで助かってるよ、結構。シンボル分相手スピリットをデッキの下 (2017年1月7日 19時) (
レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 黒神白堊さん» わぁお(;・・)アヴリエルって確かダブドラ小説でミトラちゃんが使ってる奴だよね? (2017年1月7日 19時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» 因みにLv3に必要なコアは8つだよ〜、だからLv2までしか上がらないかも。この一色ずつブレイヴはアルティメット・アヴリエル参考。 (2017年1月7日 18時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 黒神白堊さん» テザイア…最早チートやないかいΣヾ(＞ω＜=)コストが結構ネックになってるけど…(^^; (2017年1月7日 18時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» 待てないんかいw！Σヽ(ﾟ∀ﾟ )大丈夫wwww今書いてるからwww (2017年1月7日 17時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒神白堊 | 作成日時：2016年3月28日 16時
