責めたりなんかしない ページ48
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瞳を開けると、其所は白い空間だった
だがそれは居心地の良い空間
それを僕は1度経験してる
そして目の前に居るのは…
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｢神様…じゃなくて、アイビスだっけ?久し振り!｣
片手をヒョイと上げて
アイビスに挨拶してみた
彼女は何だか安心した様な
それでいて切なそうな笑みで言う
ア｢えぇ､お久し振り
覚悟はもう…決まったのね…｣
｢うん、ケリをつけに来たんだ
昔の僕との｣
真っ直ぐな瞳で
もう決めたんだと表すみたいに
するとそんな僕を見たアイビスは
言葉を詰まらせ、突然頭を下げた
思わず驚いていると…
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ア｢…御免なさい……私は創造神でありながら!
貴女の事を元の世界で救えなかった…!!!
いいえ…私には救おうとする勇気が……無かっただけ…!
ただただ………甘かっただけ!!｣
アイビスの声には嗚咽が混じっていた
自身を責め立てる様な､悲しみを堪える様にも聴こえた
彼女は自分が忌々しくて仕方ないんだろう
自分が創った世界達の悲劇を救う事が出来ないのだから
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それがどれだけ無力なのか、僕にはきっと解りっこ無い
でもこれだけは言える
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｢そんな事無いさ
僕、感謝してるよ
確かに僕は元の世界でﾀﾋんじゃった
けど……アイビスがトリップさせてくれたおかげで
僕は幸村達と出会えた､幸村って言う大好きな人が出来たんだ
少なからず僕と葵木は君の事を責めたりなんかしないさ
逆に世界を創ってくれて有難う…アイビスは…………
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……僕達全生き物のお母さんだよ!｣
ア｢!!｣
同時にアイビスの瞳から涙が溢れた
彼女はそれを気にせず嬉しそに笑った
元々が美人が故に笑みを見せたアイビスは
かなり美しい
美人さん、笑顔が眩しいよ←
.
ア｢もう時間ね…健闘を祈るわ
神崎A(ｽｯ｣
アイビスが手を差す先へ視線を移す
其所にはアンティーク風のドアがあった
どうやらこれが精神世界へと続くものらしい
再びアイビスへ視線を移すと
もう其所に彼女は居ない
一人、けれど大丈夫
僕はドアノブを掴んで引いた
次に対面するのは昔の僕だ
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- 金 運: ★☆☆☆☆
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» あれねーw実は『境界線上のホライゾン』って言うライトノベルで主人公が言ってた台詞なんだよねw(因みアニメではに蘭丸役の人やタツミ役の人が出てる) (2016年12月7日 7時) (
レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - そういえば､原作31話で彼方ちゃんが“おそおそまさはる”って言ったとこ凄い面白かった(^^)読む度にふいちゃうwwww (2016年12月7日 5時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» あ(￣▽￣;)すいません直しました。よく読みこんでらっしゃいますね…(苦笑) (2016年11月23日 10時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 25ページでレオンランサーがレンオランサーになってましたよ｡ (2016年11月23日 6時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - あやかまぼこさん» いや……今日入れて後3日で終わらんよこっちも……… (2016年3月27日 13時) (レス) id: eb517f4965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2016年3月6日 9時
