三次元で全国一位の少女が二次元にトリップしました【バトスピ】part3

待ち望み、ってやつだろうね ページ33

.

第三回戦抽選日前日の夜
僕は夜中にこっそり部屋から出た幸村を
こっそり後をつけて着いてきた

ストーカーとかじゃ無いからね!?
僕は健全な15歳さ!←









｢何で幸村は気付かないのかなぁー
声で解るでしょ、普通｣


環奈とはまた別の岩影で隠れながら
幸村と信長の会話を聴いていた








先を知っているせいか
この信長がとっても綺麗に見えるのは気のせいだろうか←

あれだよ､あれ
汚いジャ●アンと綺麗なジャ●アンみたいな?←
木こりの泉の回のやつさ、解る人いるかな?



と言うか幸村、目の前に居るのは
宿敵大六天魔王なんだよ?
御市の御兄さんだしIBSAの幹部なんだよ!









.









幸｢だから…俺が天下を取ったその時は…｣


信｢あぁ､俺とお前で戦おう
　正々堂々の限りな｣


幸｢約束だぜ!信兄!｣




再び再戦の誓いが交わされる
けれどその再戦は最悪な形で行われる事をまだ幸村は知らない

勿論、言うつもりは無いさ
今言えば三回戦で幸村が負ける可能性が
高くなっちゃう訳だしね









.









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢そんなに自分の弟子を悲しませるのが好きなのかな?
信兄………嫌、大六天魔王こと天魔信長!｣


信｢!!｣



先回りして僕は信長と対峙する
相手は少し目を見開いたがその瞳を戻した時には
さっきまでとは違い、全くの別物だった

簡単に言えば大六天魔王の目だ









信｢…何故"我"が大六天魔王だと解った｣

｢何故ってそれは内緒さ♪
君も悲しいもんだね〜わざわざ悪役にかって出て
それで…"待ち望み"をしてるなんてね｣









きっと、幸村に再び交わした約束は決して嘘じゃ無い

だから待ってる、進みに進んで戻れなくなった
悪役をヒーローが救ってくれるのを







信｢!?…っ、神崎A…お前は一体…!!｣


｢アハハハ、何だと思う〜?
取り敢えず……君のやってる事は間違ってる
強さを求めて、それでバトスピの全てを否定するのは良くないさ









.









"幸村と出会う事の出来たバトスピ"すら否定してるんだよ
今の君は｣




それがなきゃ信長と幸村は会う事さえ出来なかった
バトスピは人と人との繋がりを持たす架け橋
それはどんな人だって例外じゃない

だからこそ言った







.









｢僕にとってバトスピは憧れだったんだ
そのバトスピを否定するのは絶対に許さない

もし幸村を倒してみろ
次は僕が相手をしてやる!!｣




.

もし名前を叫ぶとするならば→←本気で行かせて頂きますわよ(葵木side)

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す