三次元で全国一位の少女が二次元にトリップしました【バトスピ】part2

天界への通路(ハデスside) ページ45

.

明るい、とは言えない通路を
僕とホロロギウムは歩いていた

薄暗いこの通路は
天界へ続く道である







.







.







ホ｢Aさんどうするんですかね〜｣

｢大丈夫、神崎Aはやってくれるよ｣





人間達と別れる間際、僕神崎Aにこう言った

｢君の紅蓮鳳凰は僕達とコンタクト出来る様にしてある
過去の自分と向き合いたくなったら呼んで｣と



神崎Aが向き合いたいと言えば
ホロロギウムが過去の神崎Aを拘束している鎖を外す
これは人間が言う処の神の試練と言うべきか









それでも神崎Aは藤原葵木と違い
試練を受けて貰わなければならない

元の世界で"有る筈の無かった幸福"を
この世界で掴む為に









｢(ﾊｧアイビスちゃん､有る意味無理難題な
幸福を神崎Aに押し付けてない?｣

ホ｢まぁあの鈍感さを見ると"結婚"なんて
　随分先の事に思えますね〜ww｣









創造神の彼女が掴んで欲しい幸福
それは結婚

何ともビックリ仰天なもので
最初、その事を聞いた時僕は有る意味うんざりと言うか
神崎Aが哀れに思えた




実質本人の鈍感さを見ると尚更哀れ

あの世界の主人公烈火幸村の思いに
いっこうに気付いてないとなると
先が思いやられてしまう









ハ｢て言うか…ホロロギウム､君は先の事が解るでしょ?
　見えてるんじゃ無い?｣


時を司るホロロギウムは未来を見る事が出来る
なら、知ってる筈だ｡結婚するかどうか









ホ｢見えてますけど言えないですね〜♪
　それに私､この力が大嫌いなので。



　……この力が無ければ私はヨナを殺す必要…
　無かったんですから｣








.








儚く笑うホロロギウム
いつものヘラヘラ加減が無く、僕は心の中で
しまった､と思う


そんな僕を察してかホロロギウムは
再びヘラヘラとした雰囲気へと戻した









ホ｢早く天界へもどりましょうよ
　Aさんと葵木さんには最終回までの記憶を
　渡したんですから〜♪

　それにハデスさんは乙女のあの子を待たしちゃ駄目でしょう?｣







ニヤニヤと笑うホロロギウムに
僕は自分の妻の名前が出され
反射的に赤面しながら体に似合わない鎌を振る









ホ｢(ﾋｭﾝﾋｭﾝアハハァ〜♪
　赤面ですよ〜｣

｢煩いな!///｣






天界に着くまでの
デストロイな追い掛けっこが始まったのは
言うまでもない←


.

バトスピやりたいよ切実に→←＿この世界に来た事に感謝してる＿(幸村side)

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す