三次元で全国一位の少女が二次元にトリップしました【バトスピ】part2 (ページ22)

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不敗の女王(葵木side) ページ22

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A｢『リューマン・リベリオン』でアタック!
　アタック時効果でBP6000以下のスピリットを破壊!｣

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｢…御姉様､随分と燃えていますわね…｣

珍しくAは自分から"不敗の女王"と名乗った

元の世界でも大切な勝負以外では
名乗らなかった称号だ

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観客席には座らず立ったまま見ていると
佐助が言う

佐｢なぁ葵木ー、Aの"不敗の女王"って何だ??????｣

環｢拙者も詳しく聞きたいでごぢゃる｣

他の人も首を縦に振ったりしている

此所の人間達は自分達がトリップしてきたのを
知っているのだから説明するのも良いだろう

｢"不敗の女王"と言うのは私達の世界で
バトスピの大会が始まった時に優勝した
一人のカードバトラーの称号ですの。

名前を古原ほのか
私の従姉妹でバトスピを教えてくれた張本人ですのよ。｣

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約全員(((((従姉妹居たのかよ……)))))←

｢何半目で此方を見るんですの…!?
私にも従姉妹くらい居ますのよ!?

(ﾊｧ、全国一位になった数年後に
御姉様がほのか姉さんに勝利して次の全国一位になりましたの

その時に姉さんは御姉様にこう約束させましたわ…

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『強い者として売られた勝負は全部…絶対に買う事!
　それが一位としての責任!負ける事は許さないんだから!!』と

その時"不敗の女王"の称号も御姉様に受け継がれ
"２代目不敗の女王"となりましたの。｣

その時の現場は私も見ていた

もう出る事の出来ない最後の大会でほのかが
１つ年下の少女に負けるのを

あの頃はまだバトスピに興味がなく
大会に行ったのも半ばほのかの強制だった

けれど、ほのかが泣いてるのをみて
私はバトスピであの神崎Aに勝たなければならないとそう感じたのだ

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｢私は姉さんから称号を奪った御姉様を倒したくて
バトスピを始めましたの

でも…ほのか姉さんに仕込まれた筈なのに
全然歯が立たなかったのですわ｣

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今思えば……あの大会は
私とAにきっかけをくれたのかもしれない

Aにはモットーを

私にはバトスピを始める事を

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そして私とAの出会わせてくれた事も

全てはバトスピと､ほのかのお陰かもしれない。

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