譲れないのは(スカイside) ページ36
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フ「マウチューでアタックデス!ここでマジックを披露してみせまshow!フラッシュタイミング『エレメンタルバーン』!Mssスカイの『乙騎士ペリガード』をBP-10000!よって破壊デス☆」
「ペリガード!」
バトルは進み数ターン、自分のフィールドには疲労状態のLv2の『空の騎士シルバ・クレイン』と『コンパス・ミンゴ』。そしてバースト。対し相手のフィールドにはLv3の『子の十二神皇マウチュー』Lv2の『丙の道化トラペイズマウス』と『ツナワタリーマウス』
互いにライフは2
だが戦況ならこちらが圧倒的に不利だ
ペリガードが破壊されブロッカーは0
フ「フフーフ、これで終わりデスヨ!」
「っ……!」
…このまま何もせず負ける?
いいや、まだだ!!!!
「相手のスピリットのアタックによってバースト発揮!『ゼファーヴォルテックス』!」
フ「おおっと…バーストをここで展開してくるとは驚きデス」
「『ツナワタリーマウス』は疲労してな!さあ起きるんだよ『空の騎士シルバ・クレイン』!更にコストを支払ってフラッシュの効果を発揮、トラペイズマウスも疲労さ!」
翡翠の暴風が吹き荒れトラペイズマウスと『ツナワタリーマウス』は疲労する
これで自分のライフがこのターンで削り切られる心配は無くなった
「そのアタックはシルバ・クレインでアタック!こっちはBP6000。BP5000のマウチューは破壊されてな!」
フ「oh…これは致し方ありません。ここは大人しくターンエンド致しまshow」
フーティアが己のターンの終了を宣言してターンは此方へと移る
だがまだ油断は禁物だ
何せ相手はマジック一座と名乗るだけあって神出鬼没のマジックを仕掛けてくる。いつ何処でフラッシュタイミングが来てもおかしくは無い
(隙があると油断を見せたら容赦無くマジックを仕掛けてくる…それだけ譲れない何かがあるって事なんだろうけど__)
「…それならあたしだって譲れないね」
フ「……」
「あんたも誰にも譲れない意志と望みがあるんだろ?だけど悪いね、あたしはこの国の連中に奪われたカード達を取り戻す。その為にあんたと対峙している。言いたい事が解るかい?つまり____あたしはここで負ける訳にはいかないのさ!!!!」
あたしは十二神皇を今は持ってはいない
"だがそれがどうした"
十二神皇を持っていようがいなくともあたしはあたしの戦いを、意志を、貫くだけだ!
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これがあたしの異魔神ブレイヴ(〃side)→←「なら応えてやらなきゃな」
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年6月15日 20時