子の彼奴に要注意 ページ34
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フ「先攻は貰いまshow!まずは我がマジック一座のピエロをご紹介!『ハムタン』ステージの時間デス!ターンエンド!」
フーティアのバトルフォームのベースは変身前と変わらずであった。多少変わったとすればフリルとリボンがところどころ増え、全体的に派手になったと言うべきか
ス「あたしのターン『癸の使徒ユリカモ』を召喚。アタックステップ、ユリカモ行きな!アタック時コアブースト、ボイドからコア一つをユリカモに!Lv2にパワーアップだ!」
フ「ならば此方も『ハムタン』の効果を発揮しマス!『ハムタン』の相手のアタックステップの効果、コスト3以下のスピリットがアタックした時"ボイドからコア一つを私のライフへ!"」
ス「何だって⁉」
フ「そのアタックライフで受けまshow!フフーフ、これぞ我が一座のマジック…まだまだ楽しんで貰いまshowか?」
黄色の道化師が得意げに笑う
対し、緑の義賊は苦虫を噛み潰したような表情へと一変する
まさかの+-0
否、スピリットのアタックが無駄になったのだから−だ
前半二ターンでこうなるとはスカイも思わなかったようである
(黄属性の怖いとこってこれだよなぁ…)
自身のライフを増やし長丁場のバトルを仕掛ける
緑属性とはまた異なるコアブーストをするのが黄属性だ
だからこそスカイは侮ってはならない
初手でフーティアが出したあのカードの系統…間違いなく"アレ"が居る
フ「私のターン!____我がマジック一座の天才マジシャンをご紹介!『子の十二神皇マウチュー』Level threeでIt's show time!」
ス「子の十二神皇…⁉まだ三ターン目の筈だろ⁉」
「気を付けろスカイ!マウチューは軽量スピリットだけじゃない!あれは召喚の時点で__」
フ「マウチューのソウルコアを私のライフへ!〈封印〉デース!」
ステージのスポットライトを一身に浴び現れた子の道化師。あれこそ十二神皇の中で最も軽量コストを有しバトルの序盤で場を支配出来るスピリットだ
ウロヴォリアス同様召喚時に〈封印〉をするあの効果で一時は環境を取った恐ろしい鼠である
フ「アタックステップ!まずは観客にご挨拶と行きまshow☆マウチューでアタックデス!」
ス「ライフで受ける!ッ…!」
フ「ターンエンドしマス。フフーフ、十二神皇を持たない"酉の勇者"の貴女にどこまで出来ますかね?」
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年6月15日 20時