救世記＿battlespiritsrevival＿【異変の始まり】 (ページ19)

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人に望まれた世界の話(noside) ページ19

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時空には創造神アイビス=トレミー=ミユンが
創った世界以外の世界があった

人々の思いと想像が生み出した物語の世界…

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名をグリム童話と言う

グリム兄弟が編纂したドイツのメルヘン集、
聖書と同じ位幅広く読まれている大ヒット物語だ

『シンデラ』『赤ずきん』『ヘンゼルとグレーテル』
等がかなりメジャーだろう

多くの人に読まれるからこそ
人々の思いは形を成す

まるで百物語の様に話せば出てくる
そんな仕組みの様に、グリム童話の世界は現れた

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何も前触れがなく、さも最初からあった様に
グリムの主人公達はその世界で暮らしていたのだ

天界の殆どの神がそれを気味悪がり
アイビスの意見もなしにその世界を固く封印し
"世界の舞台裏"何て名をつけたのである

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…それが、"ヨハネの黙示録"の前に起こった出来事の事

因みにヨハネの黙示録と言うのは十字教の終末論であり
イエス・キリストが再臨し､人は神により審判が下され
最終的に新天新地で神の国へ昇ると言う話だ

七人の天使が吹く黙示録のラッパ

これはかつて、別のとある世界で吹かれていた

実際にイエスも存在したし、ギリシアやエジプト
様々な地域に神々が居座っていた

その世界は実際に1つの終焉を迎え
アイビスの手で再び世界の歴史をやり直されたと言われている

だからこそ……ルシフェル(光を掲げる者)は…
ヨナはラッパに目が眩んだ

神をも殺せてしまう名の通り最強の武器…
元よりアイビスから破滅の力を与えられていた
彼は緻密な計画を練り天界を一気に混乱へと陥れた

天界に存在する天使と
既に堕天していた天使を数人集めて、

見境なく約半数の天使を堕天使と化し
ラグナロクを起こさせ、カリ・ユガを起こし
善神群と悪神達の戦争を勃発させ、自身の主をも裏切った

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最終的にホロロギウムが彼を殺した筈だったか
フェイクか何か使ったのか彼は生きていた

しかも、グリム童話の世界で

天界の神々にとって最悪で、近寄る事もない
人が創り出した世界に今の今まで潜んでいたのだ

天界のとある天使が確認したグリムの世界で潜む堕天使又悪魔は七人

ルシフェル

べリアル

アバドン

シェムハザ

リヴァイアタン

アスモデウス

コカビエル

彼等はグリムの主人公達と同一化
若しくは支配に置いていると言われている

そして彼等は間違いなく＿＿神と人類の敵だ

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