science783 ページ25
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フォームをビルドベースにしていてもやはり違うところは違うのだった。左側は肩の部位から死神が身に付けているような黒マントで覆われ、右半分は胸部に某唯一神教に出て来る神が生命の樹を守らせたと言われるケルビムと炎にも似たものがある。瞳の部分は死神と生命の樹を模している様だ
コ｢仮面ライダーに変身した…だと…!?まさか貴様がそんな…ハザードレベルは変身まで至らなかった筈!!｣
｢テメェが俺から出て行った時、残った神気の残骸をアイワスがハザードレベルに還元してくれたんだ。お陰様でハザードレベルは測定不能って言われたよ。結局テメェは敵の俺に塩を送る事になった訳だ｣
コ｢あの聖守護天使…最後の最後まで余の邪魔を……ｯｯ!!!!｣
驚愕に震えていた大悪魔の瞳が、明確な怒りと憎悪に変わった
放たれる
…昔はあの大悪魔が恐ろしかった
明確な姿を見た事は無かったけれど、自分を取り込もうとせんとするそれが酷く恐ろしかったのだ
だが、喜怒哀楽は"一つの恐怖心も抱かずに"敵を見据える
今は違う。恐ろしいとは思わない
あんな大悪魔など怖いとは思わない
何故なら昔とは違い、自分にはそれに対抗出来る力がある。抗えるだけの力がある。あの大悪魔を倒せるだけの力がある!!
｢暗殺者としての時間は終わりだ｣
ベルトに手を翳し細身の剣を握る
剣の表面に十のセフィラが刻み込まれた、戦兎とミシェルが発明した武器だ
その切っ先をコロンゾンに向けて喜怒哀楽は宣言する
ただの生物学者兼暗殺者である時間は終わり
ここからは、
｢ここからは
生命現象を取り扱う生物学者の喜怒哀楽には当にピッタリな名前だ
コ｢っ……変身出来たからと言って…この333の大悪魔の前で、調子に乗るでないぞ…!!死神の形をした愚かな人間が!!｣
メ｢喜怒哀楽殿!!｣
コロンゾンの髪束が畝り、再び萎びた蔓の様なそれが喜怒哀楽に向かって来る
亡霊を相手にしているメフィストが焦燥のままに叫ぶが＿＿＿自分は明確な回避の動きをせずに、ただこう言った
｢"ケセドから ティファレト，即ちヨッド"｣
瞬間、喜怒哀楽の姿が消え＿＿＿大悪魔の背後に回っていた
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匿名 - 更新ありがとうございます！！！これからも頑張ってください！ (2019年8月20日 0時) (
レス) id: a80c25d53e (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 続きまだなのでしょうか？ものすごく気になります。頑張ってください！！！ (2019年7月11日 15時) (レス) id: a80c25d53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2019年2月24日 19時
