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science465 ページ4

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戦況は一対五だった
術師二人がサポートに回り龍我達をサポートしてくれている

しかしながら、術師がサポートしても尚忍は強い
あのビルドは初期の姿だ。強化アイテムも無いのにどうして立ち回っていられるんだろう



「せっちゃん!君も変身しないと!」


戦「何で…」


「っ…駄目か…」




目の前の光景に茫然と立ち尽くす戦兎に喜怒哀楽は思わず心の中で舌打ちした


駄目だ、現実を見れていない
彼の中で突き出された事実を一生懸命否定している

父親が正義の為にビルドを創ったんだと信じていた戦兎にとって、この現実はあまりにも酷すぎた

望みは無慈悲にも裏切られたのだ





一「いくら戦兎の親父だからってなぁ!容赦しねぇぞ!」




一海が攻撃を仕掛けるが、逆に分身の術で増えた忍の集中攻撃を喰らってしまう

近くの壁に叩き付けられ呻き声が響いた


四コマ刀の不可避の斬撃
数で押していた筈が皮肉な事に逆に押されてしまっていた




一「何だよこれ…があぁぁぁぁぁっ!!」


「まずい…ゼリーを早く抜け!液体潤滑油君!!」




咄嗟に叫んだ喜怒哀楽にハッと気付いた一海は慌ててスクラッシュゼリーを引き抜く

後少し遅ければ強制変身解除で死んでいた
本当に危機一髪だったのである




一「ぐ…!…が、ハァ…ハァ…あぶねぇ…初期型のビルドなのに何でだ…!?」


忍「元々ビルドドライバーは私が使う為に設計されたもの」


「!?」


忍「私が"best of bestのbuildだ"!」



【海賊!電車!Areyoureaby?】





自身を最も一番だと宣言した忍はビルドアップして海賊ハッシャーに変身した

そのまま龍我達目掛けて必殺技を放つ




龍・幻『ぐあぁっ!!』


幻「ぐ…強い……」


龍「っ!俺が相手だ!!」



【タカ!ガトリング!】




強制変身解除してしまった幻徳を見て、龍我は改めて対峙する

海賊ハッシャーからタカガトリングにビルドアップした敵は両翼の翼を使って飛翔し、攻撃を龍我に叩き付けた。タカガトリングで忍は空中戦、地に居る龍我はどうしようもない






龍「がっ!」


紫「空に居られちゃ狙いが定まらないよ!」


騎「防戦一方じゃ話になりません!一回態勢を__」





「整えましょう」と撤退を提案しようとした時___突如、






龍「!__あぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


「…!?」


忍「!」




大声を上げた龍我が再び攻め行った忍を下から捕らえ、馬乗りになって拳を叩き付け始めた


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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2018年7月10日 18時

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