ANIMA【仮面ライダービルド】＿decem＿ (ページ50)

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science463 ページ50

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戦況は、先程の不利な状況が嘘のようだった
互いの技が炸裂し拮抗しながらも轟音と共に内海にダメージを与えて行く

紫｢＿＿哭鬼閻斬,鬼神殺覇！｣

内｢がぁっ！？何!?｣

戦｢お前に…俺達は倒せない！｣

内｢何故だ…データの数値が追い付かない…!｣

紫苑が何処からともなく顕現させた黒と青の日本刀
峰から吹き出る黒い煙が内海を捕らえ、斬撃を不可避のものとした

一方的に追い詰められ、予測すら裏切られる
明さまに動揺する内海に天才はこう叩きつけた

戦｢ライダーシステムはデータ何かじゃ測れない、誰かの力になりたいと思う願いが俺達を強くするんだ！｣

戦兎はバスターをその手に収め
幻徳は銃口を標的にに向けて圧倒的質量を撃つ

ドゴォォッ！と言う轟音が戦場に響く
内海はスマッシュを盾にするが衝撃は防ぎ切れず衝撃波によって数歩後退りした

力の差は歴然だった。スマッシュも倒された今勝機は此方にある

戦｢俺達がエボルトからこの国を取り戻す！｣

【スクラッシュフィニッシュ！】

【ジーニアスフィニッシュ！】

内｢ぐあぁぁぁぁぁぁぁｯｯｯ!!!｣

其々がベルトのレバーに手を掛け、キックの必殺技を放った

回避不可能の攻撃をモロに喰らい敵はライダーの姿を保てずに強制変身解除してしまう

それでも矜持はあるのか
地に這いつくばりながらギロリと戦兎達を睨み付けている

内｢ふざけるな…！俺は…認めんぞぉっ!!｣

｢はいはい、負け犬の遠吠えは聞かな＿＿｣

幻｢！危ない!!｣

戦｢!?｣

叫んだ幻徳が喜怒哀楽と戦兎と共に押し倒れた
何事かと目を見張ったのと同時、立っていた場所に銃弾が着弾する

…あのまま居たら死んでいただろう

(何だ…今の…)

??｢それで良い、ライダーシステムはそんな綺麗事の為に創られたものじゃない｣

約全員『!?』

突然響いたその方向に視線を向ける
声の主が居るのは建物の屋、佇んでいるその姿に一同声を失った

｢ラビットタンク…？｣

幻｢ビルドがもう一人…どういう事だよ…｣

戦｢誰だ…？｣

??｢ふんっ｣

ドッ!!!と言う音を立てながら着地し眼前に立つビルド
意思に呼応する様に変身が解除され、現れたのは白衣姿の男だった

…いや、その顔、喜怒哀楽も戦兎も知っている
自分の死を偽装して行方を眩ませていた張本人
その男＿＿＿＿

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戦｢…………"父さん"…？｣

葛城忍

紛う事なき、戦兎の父親だ

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