ANIMA【仮面ライダービルド】＿decem＿ (ページ31)

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science414 ページ31

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戦｢馬鹿っぽく言えばそうなる｣

｢いやぁ、常々思うけど語彙力無いなぁ君｣

龍｢語彙力ってなんだよ｣

｢…うん、もう何も言わない｣

うろんな顔をして首を傾げられたので
喜怒哀楽は語彙力について説明するのを諦めた

この馬鹿に説明するだけ無駄なのは解ったからもう十分だ

一・幻『アハハハハハハハハ！』

龍｢何笑ってんだよ！｣

幻｢アハハハハ！｣

階段の所で仲良く座りながら龍我を指差して二人は笑っていた

まぁ、あれだけ馬鹿っぽく言ったのだから致し方無いか

一・幻『ダハハハハ！』

交互に幻徳が被っていた帽子を被せて笑い合い
調子に乗って美空に被らせたのと同じく
彼女は剥ぎ取って床に叩きつけた。それはそれは鬼の形相で

と言うかやってる事が小学生レベルなんだが大丈夫かこれは

紫｢男子っていくつになっても子供だよねー｣

騎｢あはは…うん。姉さんも前の世界に居た神のあの人も
　子供の様な無邪気な心を持っているから強ち間違っては無いと思うよ｣

｢全体的に言った筈なのに抽象的に捉えたよね今！ミシェルもそうなの!?｣

神のあの人って誰だ

ミシェルと並べられていると言う事は
相当ヤバい人間だと察してしまう自分が恐ろしい

美｢…けど、エボルトってこれまで惑星を一瞬で滅ぼしてたんでしょう？何で地球だけ十年もかかってるんだろう｣

戦｢確かに。自分の力を取り戻す為とは言え、滅ぼそうと思えばすぐに出来た筈だ｣

元よりそれは自分達が解明すべき本題の一つだ

なん十年もかかって、やっと破滅させる事が出来る様になったのに、あの宇宙人は新世界を創るとそう宣言した

美｢ねぇ、ねぇ！ねぇっ！聞いて！｣

龍｢？｣

美｢エボルトの行動、振り返って見ようよ！｣

紫｢だったら！協会の記録担当が録画したこれの出番だね！｣

戦｢DVD？｣

紫苑が自慢げに取り出したのは協会から持ってきたと言うDVDだった

だがここに皆で観れる様な専用の機械は無い筈で…

紫｢そそ。術式を使って観れる仕様になってる特殊なDVDなんだけど…準備するからちょっと待ってて｣

｢すぐ終わるから！｣と告げ紫苑は術式を組み立て始めた

魔術って凄いなぁと思いながらも
きっと他のところに情報が漏洩しない様
術によって再生される仕組みなのだろう

術師でなければ観れない

科学とはまた違うベクトルから生まれたセキュリティに他ならないのだ

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