ANIMA【仮面ライダービルド】＿decem＿ (ページ27)

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science410 ページ27

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正直、意味が解らなかった
新世界の創造主何て今まで星を狩って来た者としての発言とは思えない

一体…目の前に居る人類悪は何を考えている？

エ｢何なら、手伝わせてやっても良いぞ｣

戦｢ふざけるな｣

｢嫌だね、そんなの御免だよ｣

今まで壊すだの云々やって来た奴の言葉等信じられるか

提案を一蹴りしジーニアスボトルを取り出した戦兎は敵を見据えながら変身した

【グレート！オールイェイ！イェイ！イェイ！イェイ！イェイ！イェイ！イェイ！Areyoureaby？】

戦｢変身｣

【完全無欠のボトルヤロー！ビルドジーニアス！スゲーイ！モノスゲーイ！】

戦｢…さぁ、実験を始めようか｣

白のボディーに満遍なく差し込まれた60のボトル
顕現するはジーニアスフォーム

正に人類の希望であり皆を守る守護神は直後、
エボルトと相克し神速に神速をぶつけた様な光景が目の前に広がった

視覚では捉えられないスピードで戦いが加速する
一体何が起きているのか喜怒哀楽には解らなかった

戦｢はあっ！｣

エ｢ぐ…！なめられたもんだな、完全体の俺を攻略出来るか？｣

｢エボルトリガー…！｣

【エボリューション＿＿】

スピード勝負で勝った戦兎のストレートを喰らい、エボルトは呻き声を上げた

これでは勝てないと踏んだのだろう
取り出した白と黒のエボルトリガーのボタンを押そうとした時＿＿戦兎がその手を掴んだ

エ｢！｣

戦｢勝利の法則は決まった｣

【ワンサイド！逆サイド！オールサイド！readygo！ジーニアスフィニッシュ！】

エ｢があぁぁぁっ!?｣

戦｢"完全体になる前に倒す"、それが勝利の法則だ｣

虹色の光を放ちながら炸裂する拳の必殺技

喰らったエボルトは強制解除してその場に膝を折った
自身の胸を五指で握り締めながらそれは苦しそうに…？

待て、何故そんなに…いや、
目の前の敵はあんなに＿＿人間臭い奴だったか？

エ｢何だ…この感覚は…｣

｢…？｣

エ｢…そうか、そう言う事か…戦兎ォ！お前は最っ高だ！そのボトルにこんな力まであるとはな！お前の発明に免じて、ボトルの回収はまたの機会にしてやる。チャオ｣

そう言ってエボルトが去って行った直後
戦兎のスマホが鳴り響いた

こんな時に誰だろうと心の隅で何となく思いながら戦兎の方をチラリと目をやる

｢何か解ったか？｣と呟いた後の彼の顔が……悲しそうに見えたような気がした

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