ANIMA【仮面ライダービルド】＿octo＿ (ページ25)

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ANIMA外伝＿新たなボトルを手に入れろ!?＿3-Ⅲ ページ25

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｢っ……！｣

ドッ！と言う轟音を響かせながらマグナマイザーが喜怒哀楽に迫る

そうだ、まだバトルは終わってない
戦いの真っ最中……悪魔でも自分と冥王星は敵同士なのだ

冥｢TU(トリプルアルティメット)トリガー、ロックオンでありんす｣

｢トリプル…っ!?コストは4と5と3！｣

冥｢トリプルヒット＿＿ヒットした1回につきコア2個を相手のトラッシュに置くでありんす。更にダブルヒットでライフの1つ貰い…トリプルヒットで相手の手札2枚を破棄！｣

連続する3回のUトリガーが畳み掛ける様にヒット効果を炸裂させる

紫の効果が効かない『スライダーベア』は兎も角…装甲を持たない『砲凰機神フェニック・セイザー』は消滅だ

(その効果ちょっと狡くね…？三連続とか)

ライフは1、手札は6枚あったものが残り4枚
ブロッカーは1体だけと言う本当に絶望的な状況だ
……本当…何も手がなかったら確実に負けるだろう

冥界の神の僕が此方のライフを奪わんとする中で喜怒哀楽は手札から1枚カードを手に取る

｢"フラッシュタイミング"、マジック『ライジングフレイム』！合計BP8000まで相手スピリットを破壊する！『ソウルホース』2体を破壊！｣

冥｢あんら、マジックがあったんでありんすねぇ？でもまだダークヴルムノヴァが居る…ブロックしたところで状況は変わらないであ＿＿｣

｢フラッシュタイミング『絶甲氷盾』！マグナマイザーはベアでブロック！そして君のアタックステップはここで終わりだ｣

冥｢…ターンエンドでありんす
　諦めが悪いでありんすねぇ、何処まで足掻くつもりでありんす？このバトルもその戦いも｣

｢あと少しで勝てるところだったのに｣と言わんばかりの口調に自分は内心苦笑する

目の前の彼女は神の筈なのだが拗ねる様な顔をするので年相応にしか見えない

｢…勝つまで、世界が平和になるまで足掻くよ｣

冥｢！｣

｢君達神にとっては人間風情の無意味な悪足掻きだと思うけど…それでも諦めたくないんだ。諦める理由はない、今の僕達にあるのは戦う理由だけだからね｣

例え千年後の未来で世界が終わっていようと
喜怒哀楽が守ると誓った彼は今を戦うに違いない

ヒーローが愛と平和の為に戦うと言っているのなら
何処までも付き合ってやろうじゃないか
対等な存在で居られなくても側に居る権利はある筈だ

さぁ…これでラストターンだ！

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