ANIMA【仮面ライダービルド】＿quinque＿ (ページ13)

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science186(〃side) ページ13

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｢…冗談ですよね？最後の魔女とか｣

破｢…おい、この魔女の悪魔のくせに
　何も言ってない何て役立たずにも程があるんだけれど｣

メ｢某何も知らないプリチーな
　ガールを魔女にするのは気が引けるんですぞ｣

破｢チッ、資料通り駄目悪魔過ぎるんだけれど｣

炭の様に黒い短髪の髪に黒の眼
真白のパーカー､チェックのミニスカ、下にはレギンス
穴抜きグローブをはめ込む鏡怪と同じくらいの少女？
破魔は苛々したまま毒舌を吐いた

この二人は一体、何を知ってるんだろうか

悪魔が視えてる何て普通じゃない

｢十魔｣とはどういう事だ？

最後の魔女？自分が……魔女？

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｢私は魔女じゃありません！｣

破｢じゃあこの悪魔をどう説明するって話だけれど？

　少なからず魔術を行使できる人間だって事は証明されてる訳だけれど｣

｢っ、そ…それは…
そもそも私の名字は鈴野です！十魔じゃ＿＿｣

破｢"遥姫"｣

｢!?｣

その名に鏡怪は瞠目した
否定しようとした言葉が驚きのあまり喉で塞き止められてしまう

遥姫＿＿それは紛れもなく母の名前だ

傾国の美人、花の様に可憐で
容姿を妖精や天使で例えられても申し分のない人

そんな見た目とは裏腹に母の部屋は
オカルティックな物品や本で散乱していて…

……嗚呼、もしそれが全て"本物"であるのならば

神秘(オカルト)が本当にあると言うのなら、きっと母親は

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破｢貴様の母の旧姓は十魔、"十魔"遥姫
　魔女の家系に生まれ天才的才を持った魔女だけれど｣

｢魔女……｣

破｢そう。魔女。悪魔と契約し悪魔の力を使う魔女
　最も、それと同時に記憶の変換と忘却の魔術すら行えるのが十魔家だけれど｣

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(…やっぱり、)

やっぱり、母親は普通じゃなかった様だ

あの部屋を見た時…メフィストを召喚した時
心の隅でちょっとは思っていた

母が何処にでも居る普通のお母さんではなくて何か特別な人だって

非科学な力を使える人間じゃないのかって

父親はこの事を知っていたのだろうか
妻が魔女だと言う事に

きっと知っていたのだろう
そうじゃなきゃ幼い自分に危険だよとは言わないだろうし

｢やっと、見付けた…母の事を知っている人
お願いします。私に十魔遥姫の事を教えて下さい｣

破｢ふぅん、自分が魔女と言うよりそっち優先って事だけれど?｣

｢私については正直どうでも良いですよ
此所に来たのは＿＿｣

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母の事を知る為だ