science51 ページ6
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唐「それで自分を頼ったって訳か…
ふざけんな!自分の面倒くらい自分で見ぃっ!」
「しゃーねぇだろ政府も知らないスカイロールがファウストの奴等に押さえられちまったら正面から東都に行くしか方法はねぇし…だからってあの車じゃせっちゃんと脱獄犯でギりだしよぉ…唐葉さん頼むよ、東都に連れてってくれ!」
セダンタイプの車内の中、後部座席に座る喜怒哀楽は両手を合わせて運転席に居る陸上自衛隊に頼み込む。
彼女は御宮唐葉、喜怒哀楽の二つ上で陸自の幹部であり同じく「イルミナティ」に所属する暗殺者である。陸上自衛隊が暗殺者で日本大丈夫かと言われるかもしれないがこの三つに分かれた日本が最早大丈夫ではないので安心して欲しい。
車を走らせてる唐葉は深いため息を吐きつつ「あんさんくらいやで東都に行きたい為に陸自の幹部を足に使う馬鹿は」と皮肉たっぷりに言う。
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唐「まぁ、断るよしみでもでも無い訳やし…喜怒哀楽のおかげで警備の当番をサボれるさかい良いで。それにしてもあのスカイロールがファウストのねぇ……北都出たがってる奴は不憫やなぁ大丈夫やろか」
「案外逃げ出す奴等に何も言わねぇんだな。陸自のくせに」
唐「陸自の前に自分、人間やからなぁ。自由が好きな人間が自由の無い北都で暮らせる訳が無いやん。意思の尊重は大事や、逃げるなら逃げて良いんや、逃げた先がハッピーならそれで良いやん」
終わり良ければ全て良し。
まぁその前に彼女は彼女で北都の事を見限って居いるのかもしれない、そもそも唐葉が自衛隊に焦がれていた時はまだスカイフォールも無かった訳だし守りたかったのは北都でもなく日本その物なのだから。
無論そんな事を将官にでも言ってしまえば唐葉は即クビになるだろう。いや、クビは首でも本当の首を飛ばされるかもしれない。
東都に繋がる別ゲートで彼女は周りの警備を立場と言葉テクであしらい、そのまま車を走らせていく。見慣れた景色に変わって行く中喜怒哀楽のスマホが鳴る。恐らくい戦兎からのメールだろう。
「……チッ、やっぱり待ち受けてたかファウストの野郎」
唐「どうしたん?」
「ちょっと面倒な事になっちまっただけだよ、ま…せっちゃんと脱獄犯君に任せときゃ良い、唐葉さんは俺が言った目的地まで走らせてくれ。
"東都にある閉鎖された研究所に"。」
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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください!q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか...では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか?お願いします!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか?お教え願います!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年11月20日 20時