ANIMA【仮面ライダービルド】＿duo＿

science85 ページ41

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地下へと足を運んだら案の定ファウストと遭遇した

ボトルも無い中ナイトローグはガーディアンまで引き連れているのだからとことん抜け目がない、と言うか多勢に無勢も良いところ過ぎやしないか




【Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!】




熾｢…完全に見せ場を取られたな。馬鹿のオンステージか｣


戦｢最っ悪だ……俺が変身しようと思ったのに…｣


｢まぁまぁ、ほらせっちゃんにはその天才的頭脳があるんだから！ね？？｣




｢楽しませて貰おうか｣と言う戦兎の台詞を完全に台無しにした龍我はドラゴンフルボトルを使用してクローズとなってナイトローグと戦っている。本当ならドラゴンとロックで幼馴染みが変身する筈だったのに

お陰様で幼馴染みが拗ねたんだがどうしてくれるんだこの単細胞！



必死になってフォローしているとガーディアンが此方に銃口を向けてきた。流石に変身して無くても敵として認識してくれる様だ全くもって嬉しくないが

各々が背を向き合わせ武器を取り出す。戦兎は無論ビルドクラッシャー喜怒哀楽はいつもの様に鉄扇熾織は………直刀？





喜・戦『刀!?』


熾｢七星剣(しちせいけん)の一つ護身剣の写しだ、一点においてこれは魔術武器でな態々土御門の方から譲って貰ったんだぞ｣



柄は16cmちょっと柄は75cm

刀特有の反は無く真っ直ぐであった。剣の表面には北斗七星が描かれ逆に禍々しい。彼女の話によるとこれは破邪や鎮護の力が宿る剣らしい。恐らくはまた道教思想か


それにしても珍しい、刀を使うなんて




｢僕の中の熾織は殆ど薙刀を使うイメージなんだけど。小さい頃から振り回してたよね？それで昔追っ掛け回されたの覚えてるよ…｣


熾｢こんな狭い空間で十八番が使えるか馬鹿め｣


戦｢さて、今度こそ楽しませて貰いましょうか｣





それを合図にガーディアンに攻め込んで行く

凪ぎ払い、蹴り、斬りつけてやれば機械とは案外脆くてガーディアン達はあっという間に爆破し倒されてしまう。正直スマッシュやら幹部相手じゃなければ簡単に倒せるのだ




(そう言えばこのガーディアン……)



いつの間にか現れたブラッドスタークの事を確認しつつも、喜怒哀楽は爆破し散ったガーディアンの破片にふと視線を移す

今思ったが東都にあるガーディアンは全て例の難波重工製のものではなかったか？そしたら少しは今までの事に納得が行く





｢細工でもされてんのか…？｣



その呟きは新フォームの喧しい爆音と共に掻き消えた

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