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science79 ページ35

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喜怒哀楽と熾織が駆け付けた時には戦兎はボロボロだった

見るからにして戦える状態ではない


しかし、そんな戦兎の代わりとでも言う様に其所にはドラゴンをモチーフにした"紅蓮色と黄の仮面ライダー"が佇んでいた。腰に巻き付くビルドドライバー……しかしそれは幼馴染みではない

そしたら誰か、そんなの消去法を使用せずともすぐ解る






「まさか…脱獄犯君……?」


熾「ああ、2号ライダー誕生か」



目を見張って驚く自分に対して、熾織は慣れてるとでも言う様に冷静だった。それどころか「此度はこのまま二人で行くのか…それとも増えるのか…見物だな」と意味解らない事を楽しそうに言うので内心若干引いた。これで増えるとなったらまた厄介事が増えるだろ絶対!

そんな事を思ってる何て妹は露知らず、この戦況に戦う必要はないと判断したのかそのまま戦兎の元へ近寄る




戦「お前ゆーちゃんの……」


熾「熾織だ、いい加減覚えろ天才。ハァ、毎度どいつもこいつもボロボロになりよって。これだから術師は治療スキルが必須と言われるんだ」




その「どいつもこいつも」に自分は入っているんだろうか、何だか申し訳無い

と言うか




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「何でせっちゃん僕の妹とそんなフレンドリーなのかな」


熾「兄さんが北都から帰って来た時私と浄女は一度秘密基地に行ってる。言わんかったか?」


「初耳過ぎるよ!」


戦「ハッ!危ねぇぞゆーちゃん!!」


「え……?」




戦兎の声に自分はふと背後を振り向くと目を見張った。恐らく鉄扇を抜くより先に攻撃が当たってしまう。


何故気付かなかったのか

すぐ近くで、ナイトローグが喜怒哀楽と熾織目掛けて刃を振り上げている事に






(ヤベェ、間に合わ______!)




せめて義妹だけでも。
無理矢理にでも熾織を回避させようとしたその時、横で凛とした声が響いた





熾「"浄女"」




__ギュルルルルッ!!




ナ「何……!?」


「炎の……蛇…?」





攻撃は当たらなかった

何故なら、目の前で轟々と燃え盛る炎蛇がナイトローグの四肢をがんじがらめにし動きを封じてしまったからだ


突然の事に喜怒哀楽も戦兎もナイトローグも頭が追い付いていない。ただ一人、とある名を呼んだ熾織と主を守らんとすべく炎蛇を放った式神だけが口の端を上げて得意気に笑っていた





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浄「背後を取って我が主と喜怒哀楽様を殺そう等、千年生きてから出直しなさい。ナイトローグ」



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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください!q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか...では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか?お願いします!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか?お教え願います!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年11月20日 20時

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