science78 ページ34
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｢・・・で、一緒に行くの？｣
熾｢拒否する権利なんて無いと思え｣
｢あ、はい。後…みそらちその無言の訴えは怖いんだけど……｣
現場復帰と思えば早々にスマッシュの目撃情報で満足に幼馴染みと話す事も出来なかった喜怒哀楽は女二人から何か無言の圧力を掛けられていた。しかも何故か妹まで着いてきて来た始末である
実際は｢今回は愚兄が関わってるんだ術師の妹が動いてはおかしいか｣何て若干怒り混じりの文句と有無を言わさずの雰囲気に押し負けてしまったのだが……。何なんだ、いつからうちの妹は過保護になった？と言うかそれツンデレ系の台詞なのか？
スマッシュ…基沙羽を助けに行った戦兎を追い掛けたいと言う思いを取り敢えず閉まって、喜怒哀楽は苛々していると言わんばかりの美空を相手する事にする
美｢あんたも熾織も助けに行くの？｣
｢せっちゃんが助けるって決めちゃったからね｣
美｢何で……だって罠だよ!?沙羽さんは"スパイ"かもしれないんだよ!?｣
｢スパイ？｣
あのジャーナリストが間者？
いやまぁ確かに態々的が彼女の携帯を使って動画を送って来るのだから違和感はあったが
訝しげに首を傾げる自分に、美空はポケットから乱雑に探り当てるとソレを目の前に突き出した
10�僂睨�たない長方形の黒い物。アンテナまで付けられているソレを自分は仕事で見た事があった。言わずもがな、それは………
｢…"盗聴機"、か。御丁寧にアンテナ付きの｣
美｢これ、階段の裏に付けてあった。沙羽さんが付けたんだと思う｣
つまりだ、今までの事を鑑みて…彼女はファウストと繋がっていた。若しくはファウストと繋がっている誰かと
…北都に行く情報をファウストに流したのは彼女で、西都の時も彼女は一枚噛んでいた。成程…そう言う事だったのか。今ようやっと引き摺っていた疑問が一本の糸にまとまった。沙羽がこの場所に来た時から……否、戦兎と遭遇していた時から全て筒抜けだった訳だ
もしかすると罠かもしれない。本当に使い捨てされたのかもしれない。そうなれば幼馴染みは危ない
でも、
｢せっちゃんはそれでも助けちゃうんだよ二つ返事で。皆を守るヒーローだから｣
美｢!｣
嘘でも誠でも、幼馴染みは放ってはいられないんだ
御人好しでどうしようもないくらいに
だから喜怒哀楽はそんな幼馴染みがする事に付き合ってる。万人を救いたいと願う彼の為に。
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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください！q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか．．．では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか？お願いします！m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか？お教え願います！m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2017年11月20日 20時
