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science64 ページ20

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「お、俺もですか?」



つまり自分も手伝えと言う事か
この状況で、ファウストが襲撃してきたこの状況で。術師でもない自分が。

正直言って幼馴染みの事が心配だ。それこそこの場から出て物質学研究所の方へ走って行きたい位には。





熾「そもそも病み上がりの人間を一人で行動させると思ったか兄さんは」


「病み上がりって……
そもそも大怪我も何もしてねぇんだけど。昨日丸一日休まされてんだけど!」



昨日は丸一日自室で寝ていた、否寝かされてたのだ妹によって。

お陰さまで戦兎の所に謝りにも行けないわ側には居れんわ仕事場にも出勤出来んわで散々だった。逃げ出そうとも考えたが家の中は言わば熾織のテリトリーの様なもので逃げ出せば即式か何かでやられてしまうのでやめていたのである。





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熾「負傷して帰って来たのは間違いないだろう。

 ……体だけではないが」


「??今何か言ったか?」



熾「いや、何も言っとらんさ。それでどうすると言うんだサートゥルヌス、少なからずこうなってしまったら物質学研究所に行くにも警備を掻い潜って行くしかないぞ。」




確かにこんな事が起きて警備が動かない訳がない。この研究所だって職員の安全の為外には出られない様になっているかもしれないのだ。

それで出ようとなると暗殺者として場を乗り越えて来た喜怒哀楽であっても時間はかかるだろう、特に一人なら兎も角二人三人だと危険性は高まる。更に言えば東都の警備を仕切ってるのは氷室幻徳であり普通には絶対に通れないと予測が出来る


どうしようかと考えていると、サートゥルヌスはそんなものを悩みの勘定にも数えてないのか軽い口調で





節「心配する事でもないぞ神浄の陰陽師、王のある時代にはいつでも"隠し通路"と言うものがあった。かのローマを建国したアルバ王はどうであったかは知らんが私の所にはそれがあるのでな。そこを通り物質学研究所へと向かおうではないか」





__ゴトン、ゴゴゴ…




(!マジでか…)



同時、サートゥルヌスが手を着けていた漆色の机が重たい音と共に擦れ、下へと続く階段が現れた。入り口は広くもなく狭くもない。ただ通れると言えば通れるくらいである。

驚愕する喜怒哀楽と違い熾織は動じもせず半ば呆れた溜め息を吐いて「こんなものを作る程暇だったのか」と身も蓋も無い事を呟く。それを気にせずサートゥルヌスは秘書に一声を掛け階段を下っていった。


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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください!q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか...では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか?お願いします!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか?お教え願います!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年11月20日 20時

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