閑話:帰還した元不敗の女王の動乱＿2(クラッキーside) ページ36
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ゾルダーvsほのかのバトルが始まった報せがクラッキーやバローネ達の耳に入るのはそう遅くは無かった。何せフローラが慌てて駆け出して報告しに来たのだから無理はない
帰還してたて…つまりクラッキー達から見れば病み上がりの元病人にスポーツで勝負しろと言っている様なものであり、統一政府の者達を糸も簡単に震撼させた。中には｢あの馬鹿ほのか様に何しているんだ⁉｣｢統一政府の歌姫をバトルさせるなんてあの野蛮人‼｣とゾルダーに対する非難が飛び交っている
だが一番に動揺してゾルダーに憤っているのは＿＿＿＿
バ｢………………………クラッキー、｣
｢な、なんだいバローネ…？そんなドス黒いオーラを出しながらデンジャラスな事は言わないでくれよ…？｣
バ｢……あの男罰を与えるなら職務剥奪と無期懲役の刑何方が適切だ？｣
｢NOｯｯｯ‼⁇そんな事したら元人類軍側の非難がたまったもんじゃない！それに彼は統一政府の警備隊長だぞ⁉そんな簡単に辞めさせる事なんて出来ないよ！｣
バ｢ならば無期懲役＿＿＿｣
｢まず君は落ち着きたまえ‼無期懲役も無しだっ‼｣
人間も魔族も身震いさせるだけのドス黒いオーラを出しながら恐ろしい事を淡々と提案するバローネはそれはそれは恐ろしいものだった。ほのかが消えた当初のバローネも相当取り乱していたが、これはこれでまた別に御乱心である
まさかここまでゾッコンさせるとは…ほのか、恐ろしい
フ｢バローネ様すみません！私は必死に兄様を止めたのですが……ほのかが乗り気になってしまいまして…｣
｢あー……案外彼女も弾みたいなところがあるからね…。売られたバトルは買う主義だっけ？全く自分が今どんな状態なのか解って無いのかな｣
バ｢ほのかとゾルダーは今何処に居る？｣
フ｢いつもの訓練シュミレーションの所に居ると思います！コアブリットが出た形跡はないので！｣
バ｢解った、今すぐ向かうとしよう｣
｢えっ⁉ちょっとバローネ！これから会議があるのに＿＿｣
バ｢つべこべ言わずにお前も来い。フローラお前もだ｣
フ｢はいっ！｣
｢君達状況を少しは考えたまえよーーーー⁉⁉｣
こうして後ろの襟を掴まれ、ズルズルと引き摺られながらクラッキー達はゾルダーvsほのかのバトルを見に行く為足を運ばせるのであった……
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閑話:帰還した元不敗の女王の動乱＿3→←閑話:帰還した元不敗の女王の動乱＿1
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (
レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で､ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2017年2月14日 9時
