Modification's ページ3
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｢……｣
僅かな酸素を吸い込み、呼吸を整える
元の世界でも緊張するとこうやって
心を落ち着かせる事が出来た
場の指揮権を取れ
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流されるな
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地を全力を持って独裁しろ
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ここはフィールドだ、油断していれば
相手の思うがままにされる
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さぁ……動け
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｢…………貴方の望みは"破壊願望"だっけ？｣
ｲｻﾞ｢！｣
｢"与える立場"になりたいと思ったくせに
結局は全部を壊したいなんて……とんだ矛盾だね?｣
フッ、と嘲る様に笑えば
イザーズの表情は驚きと嫌悪に満ちていた
他人であるAが知る筈無い自身の過去を
何故知っているのか、考えているのだろう
だが、その思考はほじくり返された過去のせいで
まともに作用しない
.
両腕手首が尚更強くなる感覚を得つつ
それでも自分は言う
嫌、"続ける"
｢貧民窟育ちで、側近の双子ちゃんと
支え合って生活をしていた
施しされるのが嫌だった貴方達は
与える立場になりたいと望み､その"綺麗な顔"を
富める魔族に売り込み
そのお陰で貧民窟には物が溢れて
誰も彼もが貴方達に感謝した｣
ｲｻﾞ｢………、｣
.
｢そうして貴方達はその魔族仕えた
綺麗だって気に入られたから
でもその魔族には古代魔法で遊ぶって言う
随分悪趣味なところがあった
勿論、貴方達は儀式等で遊ばれた、"綺麗"だったから
誰か一人だけでも逃げるタイミングはあったけど
三人で結束してそれに耐えてたんだよね｣
ｲｻﾞ｢……ろ…｣
.
｢遊ばれていたせいか…貴方達はその古代魔法を覚え
逆に魔族を殺した。自由になった筈なのに
次は領地の人達が制圧しちゃって､貴方達は人間の物になった
……"綺麗だったから"｣
ｲｻﾞ｢やめろ!!!!!!(ｶﾞｯ!｣
.
同時、ドサッ！と地面に叩き付けられた
僅かな者しか知らない自分の過去を言われ
彼の顔には恐怖と嫌悪感､怒りが渦巻いていた
それもその筈、人間と言う生き物は
大して仲良くもない人が自身のテリトリーに入ると
ストレスを感じる
勿論、魔族にも適応する訳でAは
それを最悪な方法で利用させて貰ったのである
相手の過去を暴露する形で
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (
レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で､ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2017年2月14日 9時
