まさか遭遇するとは思わなかったわ ページ2
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「行かない、行かないってばー!」
ル「また貴女はそうやって!」
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バタバタバタ!とAは街中を走っていた
今日は魔族と人間の協定を結ぶ
調印式が行われる
その場所には勿論バローネも来る訳で
Aとしては行きたくもないのである
まぁ、その事を解ってたとしても
このオカン属性満載のルガインは
行かせようとしている訳だが……
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ル「今日は席に出席して下さい!」
「だが断る!」←
ル「A!」
「何このオカン怖い!」
もうこれリアル鬼ごっこだよ!
あの時の鬼ごっこより危険だよ!
こう言う時キオンが居れば…と思ったが
生憎彼女は弾達の方へ行ってしまい
この鬼ごっこには参加していなかった←
幸い、式典の近辺に人が集中し
街中はガラガラだ
せめて何処か路地裏にでも入って姿を眩まそうかと
考えていると……
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_グイッ、
「えっ、」
丁度建物と建物との間、路地がある所を気付かずに
通り過ぎ様とすると、誰かに横から腕を引っ張られた
突然の事で対応する力もなく
力のまま引き摺られる様に引っ張られると
其所には青年が居た
上で束ねた白髪に、意地悪そうな赤目
整った顔立ちにはそれなりの過去がある
…何で此所に……!?
その顔に見覚えが無かったらどうかしている
そして不覚にもイケメンだと思ってしまった自分を殴りたい←
この青年は…
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??「よぉ、A=エレクトロちゃん
式典前に鬼ごっこかい?」
「イザーズ…!」
イザーズ、
暗闇のザジの本当の姿だ
元からこの回で来るのは知っていたが
まさか遭遇するとは思わなかった
反射的に逃げ出そうとすると、彼は
私の両腕を掴み、壁に押し付ける
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「痛っ……、離して」
イザ「おっと、今度は逃がさねーぜ?
俺の名を知ってたり…天使と関係を持っていたり…
どういう事だい?洗いざらい話してもらおーか」
「!」
この口振りからすると、イザーズは
Aが転生トリップ少女だと言う事も
12宮使いと言う話も聞いてはいないらしい
好都合と言うよりかは
知らなくて良かったと言う気持ちが大きいかもしれない
誰が言うもんか…
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「そっちこそ。裏でコソコソやってるくせに」
イザ「…は、
本当に何者だい?お前」
教える訳がない
そもそも前に言った筈だ
「keepout」と
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で、ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年2月14日 9時