アドナイ(主)様(ゾディアックside) ページ6
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｢〜♪｣
12宮天使のみが居座る空間で
ゾディアックは鼻歌を口ずさみながら
淹れたての紅茶を二つもって歩いていた
因みに淹れたのはゾディアックではなく
紅茶を淹れるのが上手い末っ子の天使である
その話はまたいつか話そう
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｢淹れたての紅茶をどうぞ､"麻乃"さん
んー、アドナイ(主)様と呼んだ方が宜しいですかね？｣
麻｢!?そ、そんな主だなんて……｣
｢でも僕(究極星アルティメットゾディアック)の
"今"の所有者は貴女ですし…
やっぱり、アドナイ様ですね！＾＾｣
ふふっ、と笑うとバローネと同じ髪色をした
見た目11歳くらいの少女、麻乃は困った顔をする
幼い子を弄るのは駄目だと思うが
ゾディアックはどうしても可愛くて仕方がない様だ
｢(お嫁さんに頂きたいくらいですが
そうなったらアドナイ様のお父上に怒られてしまいますね…)｣
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そうじゃなくとも本来、彼女の存在は
ゾディアック以外の12宮天使は知らないのである訳で…
もし此所で誰かが来れば
この場所に誘ったホロロギウムと共に
怒られてしまうだろう
そんな中、自分は麻乃に紅茶を渡し
その場にペタンと座り込む
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水の様なもので成形された鏡には
馬神弾とユース・グリンホルンのバトルが映し出されていた
どちらもキーカードに｢アポロ｣と
名がつくドラゴンを所持し、バトルに挑んでいる
その光景を見つつ、紅茶をを含みながら
ゾディアックは言う
｢まるで世代交代の儀式みたいですね｣
麻｢で､でも、実際そうだった、って…言ってて……
その…異界王の時代が終わったら､次は
ユースさん達の時代になりますし…｣
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シドロモドロに言葉を繋ぎ会わせてく彼女に
微笑しつつ、視線をバトルに移す
マジックで合体させ回復と言うバトル展開を見せ
弾は確実に勝利をもぎ取った
この物語の終わりまで後少し何だと
再確認していると、ふと
麻乃が此方の両手を優しく握ってくる
いきなりの事で驚いたが、彼女の瞳が真剣だったので
ゾディアックは敢えて黙った
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麻｢っ……初代不敗の女王さんの事…
宜しくお願いします！｣
何を、とは言わなかった
それでも彼女の心の底には望みがあるのだろう
だからこそ、その望みを叶える義務が
自分にはある
.
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｢…"Ego sensit"
全てはアドナイ様の仰せのままに｣
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黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» すまん、また誤字った(^_^;)教えてくれて有り難うねー (2017年3月28日 16時) (
レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - 13ページの果実は華実で､ジェレイドがレジェイドになってるよ〜;; (2017年3月28日 16時) (レス) id: 9cd36ae493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2017年2月14日 9時
